...演劇の梗概を書くのに時間がかかった...
...プレゼン資料の梗概をまとめる必要がある...
...小説の梗概を読むと、ストーリーがより理解できる...
...学術論文の梗概を作成するのが難しい...
...映画の梗概を読んでから鑑賞すると、ストーリーの予習ができる...
...――」私は手短かに『影』の梗概(こうがい)を話した...
芥川龍之介 「影」
...僕は堀口九万一(くまいち)氏の紹介した「雪さん」と云ふフランス小説の梗概(かうがい)を読み...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...題も梗概も忘れて了つたが...
石川啄木 「病院の窓」
...(私の梗概がその以下に及ばないのはこの理由からである...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...その中表親に当る同社の王子章の撰する所の桑生伝を見せてくれたがこれはその梗概である...
田中貢太郎 「蓮香」
...その後ある物理学者の集会の席上で私はこの書の内容の梗概を紹介して...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...代助はその書物の梗概(こうがい)さえ聞く勇気がなかった...
夏目漱石 「それから」
...講演の梗概(こうがい)を二十行ばかりにつづめて書けという注文でしたが...
夏目漱石 「道楽と職業」
...「辰巳巷談」の梗概を述べお君がいい人鼎を沖津に寢取られたりとなせるが如き言語道斷の誤あり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...何もそんなに下手な梗概を述べるには及ばないといふだらうが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...わたくしをして奈何に其梗概を読者に伝ふべきかに惑はしむる程豊富である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...記事は此より巻物の梗概に入る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...梗概は原本の次第に拘らずに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...毎月一回ずつの梗概を“――前回までの梗概に代えて”として書いていたもので...
吉川英治 「随筆 新平家」
...前回までの梗概に代えて――の「筆間茶話」を...
吉川英治 「随筆 新平家」
...「語る順」の詳細な梗概を用意しようという時点まで紙に書かないのです...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「怪奇小説の執筆についての覚書」
...單に梗概だけが一箇の傳説のように傳はつてゐたのではあるまいか...
和田萬吉 「父兄の方々に」
...釈迦の語録は早くより釈迦の説法の梗概要領を示した法の綱要として成立した...
和辻哲郎 「孔子」
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