...演劇の梗概を書くのに時間がかかった...
...プレゼン資料の梗概をまとめる必要がある...
...小説の梗概を読むと、ストーリーがより理解できる...
...学術論文の梗概を作成するのが難しい...
...映画の梗概を読んでから鑑賞すると、ストーリーの予習ができる...
...海外通信にはシナ領土内における日露(にちろ)の経済的関係を説いたチリコフ伯の演説の梗概(こうがい)などが見えていた...
有島武郎 「或る女」
...題も梗概も忘れて了つたが...
石川啄木 「病院の窓」
...末広君の講演の梗概と著者の Some After-thoughts が述べてある...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...海洋に関する物理的事項の重(おも)なるものについては近頃出版した拙著『海の物理学』にその梗概(こうがい)を述べておいた...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...彼女なりに色づけられたそれらの作品の梗概(こうがい)を聴(き)くことも...
徳田秋声 「仮装人物」
...そうした梗概が、甚だあやしげなものでありますと同様に、秘書の役目も、甚だあぶなっかしいものですが、芝田さんはそれで満足しているようです...
豊島与志雄 「白い朝」
...代助はその書物の梗概(こうがい)さえ聞く勇気がなかった...
夏目漱石 「それから」
...ロッチェ哲学の梗概に過ぎなかった...
西田幾多郎 「明治二十四、五年頃の東京文科大学選科」
...海難から救助までの事変の梗概は...
久生十蘭 「海難記」
...いいかえれば人間というものは長い家族史の梗概(こうがい)のようなものなので...
久生十蘭 「ハムレット」
...以上私はラジィゲの小説のほんの梗概を書いてきたに過ぎず...
堀辰雄 「「オルジェル伯爵の舞踏會」」
...その梗概がのせられている...
宮本百合子 「『くにのあゆみ』について」
...汽車に乘つて上京したといふ梗概がかいてあつた...
室生犀星 「末野女」
...梗概書の類は古典に取り多くの場合無益有害であろう...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...ほんらい毎月の初めには“前回までの梗概”が載るのが約束になっている...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...時にはぜひ“前回までの梗概”というのがあってよいのだが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...事件に関する第二の梗概ないしはシナリオを用意する――これは(事件が実際に起こる順序ではなく)語る順にし...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「怪奇小説の執筆についての覚書」
...当初の梗概をそれに応じて変更する...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「怪奇小説の執筆についての覚書」
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