...演劇の梗概を書くのに時間がかかった...
...プレゼン資料の梗概をまとめる必要がある...
...小説の梗概を読むと、ストーリーがより理解できる...
...学術論文の梗概を作成するのが難しい...
...映画の梗概を読んでから鑑賞すると、ストーリーの予習ができる...
...梗概(かうがい)ばかり聴かされる...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...――」私は手短かに『影』の梗概(こうがい)を話した...
芥川龍之介 「影」
...題も梗概も忘れて了つたが...
石川啄木 「病院の窓」
...(私の梗概がその以下に及ばないのはこの理由からである...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...甚だしきは全く原文を離れて梗概(こうがい)を祖述したものであった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...殊に小説の梗概(こうがい)でも語らせると...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...連作の梗概は以上で終ったが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...足下も『新声』でその梗概を見たと思う...
大杉栄 「獄中消息」
...これが牡丹燈籠の原話(げんわ)の梗概(こうがい)であるが...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...『十九世紀の理想を以て詠じたる武士道詩』と稱せらるる此 The Idylls of the King の梗概の一部也...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...そうした梗概が、甚だあやしげなものでありますと同様に、秘書の役目も、甚だあぶなっかしいものですが、芝田さんはそれで満足しているようです...
豊島与志雄 「白い朝」
...もっとも与次郎から梗概(こうがい)を聞いたことはある...
夏目漱石 「三四郎」
...この長賦の梗概(こうがい)は大正三年二月十日の『日本及日本人』...
南方熊楠 「十二支考」
...「辰巳巷談」の梗概を述べお君がいい人鼎を沖津に寢取られたりとなせるが如き言語道斷の誤あり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...わたくしをして奈何に其梗概を読者に伝ふべきかに惑はしむる程豊富である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...詩書の文孔子の語に少しも梗概だに載見せざるは...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...従って抄録・梗概...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...時にはぜひ“前回までの梗概”というのがあってよいのだが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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