...逓下(ていげ)して梓川に終る連峰は...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...教育上に於ては梓君の心血を注いだ東京専門学校が今や大いに発展して早稲田大学となり...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...切らないで來た梓弓とマユミの木...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...梓川と触目を悉(ことごと)く画いた...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...夜に入つて雨が又強くなつて梓川の水音も耳立つて強くなつた...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...なかにもあの山裏梓山の高原は魅力があった...
中村清太郎 「山岳浄土」
...気さくな梓さんのこの変りようがキャラコさんを驚かした...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「梓(あっ)ちゃん...
久生十蘭 「キャラコさん」
...梓さんだけのことではない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...どんな悲しい思いが梓さんのこころの中にあるのだろう...
久生十蘭 「キャラコさん」
...梓(あずさ)さんをはじめ五人のやんちゃなお嬢さんたち...
久生十蘭 「キャラコさん」
...つまりアズサは梓ではないのである...
牧野富太郎 「植物記」
...梓久也なら一人の筈ですが...
山本周五郎 「失蝶記」
...梓を動かした「佐幕」という観念だ...
山本周五郎 「失蝶記」
...梓(あずさ)の関(せき)の近所に住み...
吉川英治 「新書太閤記」
...梓川(あずさがわ)の渓流は...
吉川英治 「新書太閤記」
...直ぐ左手に梓川の思いの外の大きな奔流が岩を越え岸を噛んでいるのに相対したのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...ばらばらと崩れ落ちてゆく遥かの下には梓川が岩の間を狭く深く流れている...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索