...稀(まれ)に参内になる時は梅壺(うめつぼ)の御殿を宿所に決めておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...梅壺(うめつぼ)の王女御(おうにょご)のほうのは古典的な価値の定まった物を絵にしたのが多く...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...梅壺方は左で、平典侍(へいてんじ)、侍従の内侍、少将の命婦などで、右方は大弐(だいに)の典侍、中将の命婦、兵衛(ひょうえ)の命婦などであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...若い女房たちが興味をそれに集めている陛下と梅壺(うめつぼ)の女御の御絵はいつ席上に現われるか予想ができないのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...梅壺へ多くの絵を御寄贈あそばされた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二人の女御の挑(いど)みから始まったちょっとした絵の上のことでも源氏は大形(おおぎょう)に力を入れて梅壺(うめつぼ)を勝たせずには置かなかったことから中納言は娘の気(け)押されて行く運命も予感して口惜(くちお)しがった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...結局梅壺(うめつぼ)の前斎宮が后におなりになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御所では梅壺(うめつぼ)をお住居に使っておいでになったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼女が梅壺に残っていた時のことである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...梅壺の東おもての半蔀(はじとみ)をあげて斉信に逢い...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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