...梃子で力を加えるとカンタンに物を動かせる...
...彼女は心を機転よく働かせる梃子だ...
...この問題には梃子をかけて解決しなければならない...
...梃子一つで彼に力をもらえるとはありがたい...
...梃子の要領で話を進めると、相手が納得することもある...
...梃子のLEVER...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...梃子(てこ)でも動くまいとする平次は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...梃子(てこ)でも動かない...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...梃子を望む向きに回すのは二物体の位置に他ならないことを理由として...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ポンプの梃子(てこ)を押しはじめた...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...梃子(てこ)でも動かなかったのである...
本庄陸男 「石狩川」
...次の五騎は大小五個の滑車及び梃子...
牧野信一 「酒盗人」
...僕らは梃子の段取りをした...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...梃子を伝わって力一杯の全身にかんじられた...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...――あの石頭は梃子(てこ)でも動くまいからな...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...梃子(てこ)でも動くものかと肚(はら)をきめたが...
山本周五郎 「さぶ」
...こいつを梃子(てこ)にしようと云った...
山本周五郎 「さぶ」
...丸太の梃子にとりついていた三人が転びそうになった...
山本周五郎 「さぶ」
...梃子(てこ)を入れましょう」「ぶしゅう」と伝七が喉(のど)にからまった声で...
山本周五郎 「さぶ」
...どっちにしろもうおしまいだ」梃子を入れようと与平が云った...
山本周五郎 「さぶ」
...その梃子だろう、杭に使う杉丸太が、石と石の隙間から静かに差し込まれた...
山本周五郎 「さぶ」
...「――おれはもうだめだぜ」梃子の丸太に非常な重さが加わり...
山本周五郎 「さぶ」
...斧を梃子(てこ)がわりに箱の中へつつこんだ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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