...京に病める畏友(ゐいう)綱島梁川(りやうせん)君と語ると見て覚めける日...
石川啄木 「閑天地」
...山陽線から高梁川(たかはしがわ)の谷を遡(さかのぼ)って奥十数里...
田山花袋 「蒲団」
...綱島梁川君明治四十年九月某の日...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...梁川君の様な有象(うしょう)から無象に通う其「道」を不断に歩いて居る人は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...梁川君の名は久しく耳にして居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...と梁川君に問うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...梁川君は「僕も丁度今其事を思うて居たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...梁川君は首を傾(かし)げて聴いて居たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...其後梁川君とははがきの往復をしたり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...*梁川君の葬式は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...服部南郭、屋代輪池、清水泊、梁川星巌、深川永機等皆一タビ、跡ヲ湖上ニ寄ス...
永井荷風 「上野」
...華族には榎本梁川(えのもとりょうせん)がある...
永井荷風 「向嶋」
...後に詩を梁川星巌(やながわせいがん)に学び...
永井荷風 「向嶋」
...筑後梁川(やながわ)の藩に大石進という者がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...波響は章広に従つて梁川に往つてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...梁川星巌の贐(はなむけ)の詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また、彼は時の爲政者から、梁川星巖、梅田雲濱などと共に、反幕府黨の四天王と目された程の熱血兒であるが、その三樹三郎が、書簡のうちに、僕は慷慨家はきらひと、いつてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...梁川星巌(やながわせいがん)なのである...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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