...桝目(ますめ)構わず量(はか)れ金銀」この謎について陳士成はつねづね心に掛けて推測していたが...
魯迅 井上紅梅訳 「白光」
...原稿用紙の桝目(ますめ)のなかに一字も半画も書けないのであるか...
海野十三 「軍用鼠」
...どんなに大きな桝目でも遂には一ぱいになる...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...なんぢら己が先祖の桝目(ますめ)を充(みた)せ...
太宰治 「如是我聞」
...それもずいぶんの桝目のもの★のような...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...親衛歩兵の……桝目のもの イギリスの親衛歩兵第一聯隊の兵は大きなバケツ型の毛皮の帽子をかぶっている...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...桝目(ますめ)を削(けず)って金銭を貪(むさぼ)るような様子が見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...押麦は押しにやるとかえって桝目がふえて帰る...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...ロール半紙を原稿紙風に桝目(ますめ)を刷って...
野村胡堂 「胡堂百話」
...量目桝目の不正は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これはすなわち桝目などに使う字だ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ともに今日の桝目(ますめ)の約二合(ごう)五勺(しゃく)であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...――さすればだいぶ違うだろう」「桝目を減じれば大へん違ってまいります」「そういたせ」「はっ」二人は倉皇と退がって...
吉川英治 「三国志」
...夕方の酒の桝目(ますめ)と...
吉川英治 「旗岡巡査」
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