...桜田(さくらだ)より半蔵門(はんざうもん)に出づるに...
芥川龍之介 「鸚鵡」
...その翌年、私の二ツの時は安政の大地震(おおじしん)、三年は安政三年の大暴風――八歳の時は万延元年で、桜田の変、井伊掃部頭(いいかもんのかみ)の御首(みぐし)を水戸の浪士が揚げた時である...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...明和九年二月二十九日の午(ひる)ごろ目黒(めぐろ)行人坂(ぎょうにんざか)大円寺(だいえんじ)から起こった火事はおりからの南西風に乗じて芝(しば)桜田(さくらだ)から今の丸(まる)の内(うち)を焼いて神田(かんだ)下谷(したや)浅草(あさくさ)と焼けつづけ...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...井伊直弼登営途中桜田門外において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...芝、高輪、桜田、西向、南向、田町、堀端の諸邸の壁の白さ、こうして坐っている大阪上、中、下邸の新築、日光宿坊、上野宿坊を初め、京の錦小路の邸の修復、三都には、斉興御来邸厳封の金蔵に、百万両ずつの軍用金の積立さえできた...
直木三十五 「南国太平記」
...そのまま木板摺(もくはんずり)にした東京名所の図の中(うち)に外(そと)桜田遠景と題して...
永井荷風 「日和下駄」
...四桜田義挙に関する水薩密約にいう決行予定日「二十日前後」を有馬新七『義挙要録』記載にそのまま基づいて二月二十日と見...
服部之総 「志士と経済」
...大手前にほど近い桜田門外で...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...外(そと)桜田のほうへ急ぐ...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...総監殿が溜池交叉点から桜田門までの間を慰労巡察されたという御報告を差しあげましたが...
久生十蘭 「魔都」
...桜田門を通過して東京駅に向かうことになっている...
平林初之輔 「鉄の規律」
...家老の桜田大炊(さくらだおおい)と云う人に面会してその話をすると...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...三代目桜田治助の勧に依って襲(つ)いだ...
森鴎外 「細木香以」
...桜田の挙にも可比較(ひかくすべし)...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...阿部の上屋敷は外桜田でたいした距離ではない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...桜田の邸内で、いちどは着ながしのまま、一人で歩いていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...急いで草ッ原へ逃げ込む、果ては双方意地ずくでいがみ合いつつ、どうやらよたよた乗れることになり、桜田門まで遠征、それが途中三度も下りて休憩という始末、いやはや初期のサイクリストあんまり自慢にならぬ...
山本笑月 「明治世相百話」
...佐野竹之介殿なども?)桜田のあの日の――同志の悽惨(せいさん)な顔つきが眼にうかぶ...
吉川英治 「旗岡巡査」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
時事ニュース漢字 📺
