...桓武(かんむ)天皇の孫の茂世(もちよ)王の孫に当り...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...地方郡区の人民は桓々(かんかん)たる武夫をばその牧民官と仰がざるべからざらしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...桓靈間倭國大亂...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...現在魯侯よりも勢力を有(も)つ季・叔・孟・三桓(かん)の力を削(そ)がねばならぬ...
中島敦 「弟子」
...後漢の桓帝の直ぐ前頃...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...桓・靈間、倭國大亂、更相攻伐、歴年無主...
范曄 「後漢書倭傳」
...そして後に正桓(まさたけ)に配せられた第六女寿子(ひさこ)を除く外...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...齊(せい)の桓公(くわんこう)以(もつ)て霸(は)たり...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...【三〇】桓公、魯の曹沫に侵地を遷すことを約せしを、約に背きて還さざらんとする也...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...桓武天皇の御名をうたつても...
吉川英治 「折々の記」
...「さきに前線へ来て悪戦苦闘を続けておられたわが呉王の甥君(おいぎみ)たる孫桓(そんかん)は...
吉川英治 「三国志」
...途中、朱桓が、思うところを、陸遜にのべた...
吉川英治 「三国志」
...朱桓は一剣のもとに...
吉川英治 「三国志」
...桓武(かんむ)天皇の延暦(えんりゃく)十一年の冬...
吉川英治 「私本太平記」
...桓武天皇からの血を辱(はずかし)めやがって...
吉川英治 「平の将門」
...さすが、坂東の豪族、桓武天皇の御子、葛原親王(かつらはらしんのう)の末――平良持がいた頃の勢力がうかがわれる...
吉川英治 「平の将門」
...ついで季桓子がその臣の陽虎に押えつけられ...
和辻哲郎 「孔子」
...宋において司馬の桓(かんたい)に殺されようとした...
和辻哲郎 「孔子」
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