...齊の桓公、晉の文公といふのは當時の覇者であります...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...桓武天皇の母方の家といふものは...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...竈の神であつて同時に大和の國で桓武天皇の皇太后の母方の家の方で祀つて居つた竈の神があつて...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...即ち後漢に於いては桓帝靈帝の間に内亂があつたと云ふのが本で...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...桓寛(かんかん)ガ『塩鉄論(えんてつろん)』ニ曰ク鄙儒(ひじゅ)ハ都士(とし)ニ如(し)カズト...
永井荷風 「小説作法」
...美食家の斉(せい)の桓公(かんこう)が己のいまだ味わったことのない珍味(ちんみ)を求めた時...
中島敦 「名人伝」
...後漢の桓帝の時代...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...桓根に突き当ツたりしながら...
牧野信一 「蝉」
...また同じく『広羣芳譜』に『続斉諧記』を引て記してあるのは汝南ノ桓景ハ費長房ニ随テ学ベリ...
牧野富太郎 「植物記」
...山東省の米山は相伝う斉桓公(かんこう)ここに土を積んで虚糧(うそのかて)と為(な)し...
南方熊楠 「十二支考」
...」阿部正桓(まさたけ)が福山藩知事を罷められたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正桓(まさたけ)の夫人寿子(ひさこ)は其出である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...桓帝(かんてい)のころ議郎(ぎろう)まで勤めたことのある隠士だった...
吉川英治 「三国志」
...その主君桓公から...
吉川英治 「三国志」
...尚書令の桓楷(かんかい)...
吉川英治 「三国志」
...朱桓(しゅかん)は...
吉川英治 「三国志」
...その魏を征して桓温(かんおん)が成都に入った時代のことである...
吉川英治 「三国志」
...で、孔子が諸国流浪をはじめる以前、魯の定公に仕えていた五十五、六歳のころの、季桓子と、孔子晩年の季康子と、この両者にかけて右の個所を利用したのである...
和辻哲郎 「孔子」
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