...日本人のみで大胆にも太平洋を初めて渡って桑港(サンフランシスコ)に行った...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...その時にはまだ今日の如く開けない桑港に行った...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...桑港(シスコ)行きの二等船賃は決して軽い負担ではなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...桑港(サンフランシスコ)着直チニ皇后(クィーン)エリザベス病院御入院ノ件在ワシントン英国大使館ヨリ桑港英国総領事ニ電命ノ趣...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...シアトルと桑港(サン・フランシスコ)でもやる予定です」「ドイツのグラス・ファイバーを...
久生十蘭 「あなたも私も」
...戸田五平のほうは名古屋の製陶会社の桑港(サンフランシスコ)支店の店員だったが...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...日本軍が桑港(サンフランシスコ)へ上陸したら...
久生十蘭 「ノア」
...遂に布哇に寄らずに桑港(サンフランシスコ)に直航と斯(こ)う決定して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...桑港(サンフランシスコ)で中々議論があった...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...夫(そ)れから方向を転じて桑港(サンフランシスコ)の義勇兵に持込(もちこ)んで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...桑港(サンフランシスコ)警察司法主任ダンカン・マテスン氏――過去十五年間桑港の探偵捜査事務を統轄して目下同市収入役の現職に在る Mr. Duncan Matheson ――の卓上電話が消魂しく鳴り響いて...
牧逸馬 「土から手が」
...桑港警察から、ホワイト氏の部下フランク・マコネル、チャアルス・ギアリヴァン、ミクル・ミシェル、ジャック・フロイド、この四人の刑事が出動して、専心この方面に当っているのだが――すると、ホテル聖マテオへ出掛けて行って、その、始終呻いていた女と、挙動不振の男の同伴者とが、真夜中に来て二、三時間休んだという部屋を検分している時、鏡箪笥(ビュロウ)の抽斗の奥に突っ込んであるのをフランク・マコネル刑事が見つけ出したのだ...
牧逸馬 「土から手が」
...このリィド事件の心臓(ハート)を掴もうと努めてみたのだ――」桑港の探偵局である...
牧逸馬 「土から手が」
...美津田氏等桑港に著せし時...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...船長(おやじ)は晩香坡(バンクーバ)から鮭(さけ)と蟹(かに)を積んで桑港(シスコ)から布哇(ハワイ)へ廻わって帰るんだってニコニコしてるぜ」「安心したア...
夢野久作 「難船小僧」
...桑港(サンフランシスコ)から雉猟(きじりょう)に来ておりました藤波(この遺書の保管者にて小生の旧友)氏の御蔭(おかげ)で...
夢野久作 「暗黒公使」
...嘗て桑港(シスコ)のホテルで同室した際に...
夢野久作 「暗黒公使」
...弘正氏が桑港大學から私へよこした通信には...
吉川英治 「折々の記」
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