例文・使い方一覧でみる「桐」の意味


スポンサーリンク

...机の上に古い(きり)の箱が出ていて...   机の上に古い桐の箱が出ていての読み方
江戸川乱歩 「鏡地獄」

...碧梧君の句も載っていた...   碧梧桐君の句も載っていたの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...そうして子規居士との音信の稀(まれ)であったにかかわらず余と碧梧君との間の書信の往復は極めて頻繁(ひんぱん)であった...   そうして子規居士との音信の稀であったにかかわらず余と碧梧桐君との間の書信の往復は極めて頻繁であったの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...碧梧君も同じような事をしていた...   碧梧桐君も同じような事をしていたの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...網に沿うた青の下の...   網に沿うた青桐の下のの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...あそこに油があるかしら?』『何處に……』『そら...   あそこに桐油があるかしら?』『何處に……』『そらの読み方
田山花袋 「歸國」

...「赤い椿白い椿と落ちにけり」(碧梧)でも父の説に従えばなるほど「言うただけ」である...   「赤い椿白い椿と落ちにけり」でも父の説に従えばなるほど「言うただけ」であるの読み方
寺田寅彦 「俳諧瑣談」

...なお碧梧氏が全国を巡遊するに至って...   なお碧梧桐氏が全国を巡遊するに至っての読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...築地の待合屋に飲む...   築地の待合桐屋に飲むの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...縮緬(ちりめん)にに唐草(からくさ)の繍(ぬい)のある見事なものでありました...   縮緬に桐に唐草の繍のある見事なものでありましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...中村半次郎という男だということをあとで聞きました」中村半次郎は後の野利秋(きりのとしあき)であります...   中村半次郎という男だということをあとで聞きました」中村半次郎は後の桐野利秋でありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...つい鼻の先で植木屋がせっせと梧(あおぎり)の枝をおろしている...   つい鼻の先で植木屋がせっせと梧桐の枝をおろしているの読み方
夏目漱石 「永日小品」

...うしろの沼へ捨てませうか飛べなくなつた飛行機と共に窓から投げませう硝子(がらす)の中の人形も明日(あす)はお暇(いとま)やりませう何(ど)つかの島へ着くやうに島の人形になるやうにの小函に帆をかけて――大川の水に流してやりませう蝙蝠蝙蝠(かうもり)よ...   うしろの沼へ捨てませうか飛べなくなつた飛行機と共に窓から投げませう硝子の中の人形も明日はお暇やりませう何つかの島へ着くやうに島の人形になるやうに桐の小函に帆をかけて――大川の水に流してやりませう蝙蝠蝙蝠よの読み方
野口雨情 「都会と田園」

...「アアアア今度(こんだ)こそは厄介(やっかい)払いかと思ッたらまた背負(しょい)込みか」第六回 どちら着(つか)ずのちくらが沖秋の日影も稍(やや)傾(かたぶ)いて庭の梧(ごとう)の影法師が背丈を伸ばす三時頃...   「アアアア今度こそは厄介払いかと思ッたらまた背負込みか」第六回 どちら着ずのちくらが沖秋の日影も稍傾いて庭の梧桐の影法師が背丈を伸ばす三時頃の読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...渡達は、人里を遠く離れた丘の家を根城として、仁王門掠奪の議を回らせたり、車座となつて丁半の博奕を打つたりしたいばかりで、私の出立を急いでゐるのであつたが、さうなると私は寧ろ陰気な興味が起つて来て、わざと、夜昼の別をとり違へて、ぎろつとして、彼等の酒盛りの部屋の前を往行したり、また、私が寝台にもぐつてゐるのを見届けて、そろそろと悪事の相談会を開かうとすると、突然私の大きな咳ばらひにおどかされて、散会させられたりしてしまふのであつた...   桐渡達は、人里を遠く離れた丘の家を根城として、仁王門掠奪の議を回らせたり、車座となつて丁半の博奕を打つたりしたいばかりで、私の出立を急いでゐるのであつたが、さうなると私は寧ろ陰気な興味が起つて来て、わざと、夜昼の別をとり違へて、ぎろつとして、彼等の酒盛りの部屋の前を往行したり、また、私が寝台にもぐつてゐるのを見届けて、そろそろと悪事の相談会を開かうとすると、突然私の大きな咳ばらひにおどかされて、散会させられたりしてしまふのであつたの読み方
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」

...征西将軍が拝受したる菊(きくきり)の大勲章よりもその身にとってありがたかるべし...   征西将軍が拝受したる菊桐の大勲章よりもその身にとってありがたかるべしの読み方
宮崎湖処子 「空屋」

...三番を板の額面へ極彩色に描き...   三番を桐板の額面へ極彩色に描きの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...「玄どの、玄どの」侍医の井上玄は、たれか? ――とうしろを振りむいた...   「玄桐どの、玄桐どの」侍医の井上玄桐は、たれか? ――とうしろを振りむいたの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「桐」の読みかた

「桐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「桐」

「桐」の英語の意味

「桐なんとか」といえば?   「なんとか桐」の一覧  


ランダム例文:
   薔薇窓   戦いの女神  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
門外不出   影武者   最悪期  

スポンサーリンク

トップへ戻る