...極く短い春と夏の間に大急ぎで花を咲かせ実を結ばせる・あの自然の巧みな案排(あんばい)の一つなのだ」と...
中島敦 「光と風と夢」
...自分は「いい案排(あんばい)でした」と答えた...
夏目漱石 「行人」
...何だか同じ路を往ったり来たりするような案排(あんばい)で...
夏目漱石 「坑夫」
...この注意の向き案排(あんばい)もしくは向け具合がすなわち態度であると申しても差支(さしつかえ)なかろうと思います...
夏目漱石 「創作家の態度」
...好(い)い案排(あんばい)に...
夏目漱石 「それから」
...聞いて見ると、先刻(さつき)一返御出(おいで)になりましたが、此案排ぢや、どうせ午過(ひるすぎ)だらうつて又御帰りになりましたといふ答である...
夏目漱石 「それから」
...好(い)い案排にうと/\し掛けると...
夏目漱石 「それから」
...好(い)い案排(あんばい)に...
夏目漱石 「それから」
...この案排(あんばい)じゃ...
夏目漱石 「それから」
...好い案排にうとうとし掛けると...
夏目漱石 「それから」
...その後(あと)で胸算用(むなざんよう)でもする案排(あんばい)しきで...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼は「好い案排(あんばい)に空模様が直って来ました...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「好い案排(あんばい)ね...
夏目漱石 「門」
...「好(い)い案排(あんばい)ね...
夏目漱石 「門」
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