...孤影蕭然たる案山子(かかし)に問へ...
芥川龍之介 「八宝飯」
...必ずをぢを案山子(かゝし)に使ひ給ひき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...まことに格好の案山子であつた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜改お祭ちかい朝の道を大勢で掃いてゆく・萩の一枝にゆふべの風があつた曇り日の時計かつちりあつてゐる案山子...
種田山頭火 「行乞記」
...その夢を信じて案山子(かかし)の殿様に忠誠を捧げ尽すことの出来たサンチョと...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...文学界の流行となってるそれらの大きな案山子(かがし)のうちに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...案山子(かがし)めが!」四 その有用な点パリーは弥次馬(やじうま)に初まり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...酒飲まぬ人は案山子(かかし)の雪見哉(かな)と返して...
永井荷風 「雪の日」
...あの案山子殿(かかしどの)をがちゃつかせていたものがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...案山子はなきか――あるまい馬嘶くか――嘶きもしまいたゞたゞ青色の月の光のノメランとするまゝに従順なのは春の日の夕暮かポトホトと臘涙に野の中の伽藍は赤く荷馬車の車...
中原中也 「春の夕暮」
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野口雨情 「螢の燈台」
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野口雨情 「未刊童謡」
...辻斬へ指も差せねえやうぢや案山子(かゝし)ほどの役にも立たねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小さな案山子(かゞし)のやうにぼろ/\になつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...グツと引き寄せられると彼は案山子のやうに彼女の胸に倒れかゝりさうになつたりした...
牧野信一 「小川の流れ」
...六尺豊の太十に私は振りまはされて案山子(かゝし)のやうであつたが...
牧野信一 「武者窓日記」
...「私などは案山子(かかし)も同然ですが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...着ている布子(ぬのこ)が畑の案山子(かかし)よ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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