...易牙(えきが)が彼の子供を蒸して桀紂(けっちゅう)に食わせたのはずっと昔のことで誰だってよくわからぬが...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...いわゆる口に孔孟(こうもう)を説いて身に桀紂(けっちゅう)を行うというのだ...
大隈重信 「日支親善策如何」
...桀紂(けっちゅう)にも等しき御所行があると云うことは...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...桀紂(けつちう)が再誕うたがひなし...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...二十世紀はこの桀紂で充満しているんだぜ...
夏目漱石 「二百十日」
...馬鹿に金を持たせると大概桀紂になりたがるんだろう...
夏目漱石 「二百十日」
...桀紂(けっちゅう)でも...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...桀紂(けっちゅう)を滅して湯武の時に人民安しといえども...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...桀紂(けっちゅう)にも比すべき暴君であったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
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