...風にそよぐ青竹を切つて線香入をこしらへた、無格好だけれど、好個の記念品たるを失はない...
種田山頭火 「行乞記」
...よく子供たちから格好だけだと笑はれたものであるが...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...格好だけでもたいへん面白いが...
仲村渠 「すらんらん集」
...格好だけはつけることにしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...恥じらった格好だけはしてみせる位...
林芙美子 「泣虫小僧」
...まさしく格好だけは「七転八倒の苦しみ」であつた...
牧野信一 「秋晴れの日」
...まあ格好だけはつけてみやして...
三好十郎 「樹氷」
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