...川手の子孫の根絶やしを思い立ち...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...開墾はほとんどそれを根絶やしにした...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...貴様らをこの世から根絶やしにしてくれたいのじゃわい...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...他の魚類を根絶やしにしてしまうのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして爾後切支丹の根絶やしは徳川家代々の方針となつた...
長與善郎 「青銅の基督」
...俺は金森一家を根絶やしにしても腹の虫が納まらねえ」「それも...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...九族根絶やしになつてからでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...九族根絶やしになってからでは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世間に悪人が根絶やしになる道理はねえから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こちとらが叶ひませんよ」八五郎は江戸の娘が根絶やしになりさうなことを言ふのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――お夏が聴いたという『佐渡屋の者を根絶やしにする』と言った相談は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いっそ根絶やしにしてしまえ...
久生十蘭 「ノア」
...彼奴等(あいつら)を根絶やしにして呼吸(いき)の音(ね)を止(と)めて遣(や)るからなんてワイ/\云(いっ)たのは毎度の事であるが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何は扨(さて)置き老大政府を根絶やしにして仕舞(しまっ)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...我が一族を根絶やしにする機会を得ました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...わが札荅蘭(ジャダラン)族は根絶やし――だが...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...」「札荅蘭(ジャダラン)族の根絶やしを救って下すったお方だ!」と叫ぶ時...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...狛家(こまけ)のいまわしい遺伝を根絶やしにしなければならないと考えた」「なるほど」「その為...
吉川英治 「江戸三国志」
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