...そして夜になると木の根草の根石の上...
石川欣一 「可愛い山」
...木の根や石の上から丸く持上つた雪が他の木の根石の下までふつくらと積つてゐて...
高濱虚子 「俳諧師」
...石はこの辺から出る三根石(みつねいし)という...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...ここまで二十一丁……それがこの辺産出の三根石(みつねいし)というのであろう...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...三根石(みつねいし)は...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...木の根石の端に腰かくるも藪蚊(やぶか)いまだ来らず...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...「矢の根石」といふのがあつた...
濱田耕作 「石鏃の思出話」
...前に集めた礦物標本中の矢の根石は...
濱田耕作 「石鏃の思出話」
...矢の根石の矢も楯もたまらず...
濱田耕作 「石鏃の思出話」
...または天然の木の根石ころなどの上に据(す)ゑたるも面白き場合多かるべく候...
正岡子規 「病牀六尺」
...それも古い朽ちはてた屋根石のあいまあいまには...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...根石屋十五郎の家に休す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...またかりに前住民の用いたものを踏襲したとしてもその相続は吾々が野原で矢の根石を拾うなどとは事変り...
柳田國男 「地名の研究」
...お前さん」S=向いの屋根石松...
山中貞雄 「森の石松」
...又はそれ以下の乞食にも劣る「屋根石――十間板」のつながりである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...今も掘り出される矢の根石など...
横光利一 「夜の靴」
...何処へ隠れたのだろうか」くずれた土塀の根石へ腰をおろして...
吉川英治 「江戸三国志」
...矢の根石や曲玉(まがたま)管玉等を採集に來る地方の學者――中學の教師などが旅籠屋(はたごや)の無いまゝによく自分の家に泊つては...
若山牧水 「古い村」
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