...根本的には同じルールに従っているのだ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...これを根本的に削除することはもとより不可能であるゆえ...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...全体に於て根本的に非実践的であらざるを得ない筈である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...もっと根本的に考え直されねばならぬのだが...
戸坂潤 「映画芸術と映画」
...一方に於て自然科学(但し無論自然科学に限らず一般に人類文化がそうであるが)のための経済的・社会的・人的条件を根本的に破壊するにも拘らず...
戸坂潤 「科学論」
...抑々根本的に云って重大なもので...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...マルクス主義的イデオロギーなどと根本的に異る点は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...哲学を根本的に誤るものにぞくする...
戸坂潤 「思想としての文学」
...根本的に云うと失礼な申条だがあなた方は私を離れて客観的に存在してはおられません...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...能の演出を根本的に裏づけるものは序(じよ)・破(は)・急(きふ)の原則である...
野上豊一郎 「演出」
...西洋風の近代詩には尚ほもつと根本的に適しないのだ...
萩原朔太郎 「悲しき決鬪」
...もはや今日は私の良心の命ずるままに不自然なる既往の生活を根本的に改造すべき時機に臨みました...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...しかしそこにまた根本的に連続的なものがある...
三木清 「西田先生のことども」
...」ひとはこの文章に於て種々なる相違にも拘らずなほ根本的にアリストテレス的な思想を認めることが出來よう...
三木清 「歴史哲學」
...根本的には安心立命して居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あれほど根本的に否定し得る自己反省力」と言われました...
三好十郎 「恐怖の季節」
...その解釈が根本的に誤謬(ごびゅう)であると指摘して...
吉川英治 「三国志」
...これらの彫刻の持つ内容がいかに根本的に相違するかは一層明白となる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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