...政府ではその禍根を絶つことに腐心した...
伊藤野枝 「転機」
...このような障害の根を絶つためには...
寺田寅彦 「断水の日」
...……前例のないことではないのだから、根を絶つならば、今のうち...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あの永年の弊風が根を絶つことにでもなれば一挙両得ともなるではないか...
牧野信一 「鬼涙村」
...あの永年の弊風が根を絶つことにでもなれば一挙両得ともなるではないか...
牧野信一 「鬼涙村」
...彼れの身體をぶら下げて息の根を絶つに役立つやうだつた...
正宗白鳥 「假面」
...禍根を絶つことは困難ではないだろう...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...この惨害は根を絶つまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...今だに其の木と蔓とはその里に根を絶つてゐるといふ...
若山牧水 「樹木とその葉」
...京都のキリシタンの根を絶つことも出来ると考え...
和辻哲郎 「鎖国」
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