...三本生(は)えてる根っ子で...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...どんな病気でもなおせる木の根っ子を持っているそうだが...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...首根っ子の骨を折ってくれ」庄吉は...
直木三十五 「南国太平記」
...首根っ子を押えりゃあ...
直木三十五 「南国太平記」
...それから例の風呂敷包を首根っ子へ結(ゆわ)いつけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...風呂敷包を首根っ子へ結びつけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...覚悟をきめて返答さっしゃい」「何だかわからねえ」米友はようやく首根っ子に結びつけた風呂敷包をほどいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友は無雑作に首根っ子へ結びつけ...
中里介山 「大菩薩峠」
...首根っ子に背負っているのが先生のお弁当がらだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...首根っ子をおっぴねくってしまうやつもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...薩摩や長州の首根っ子を取って押えるというのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...木の根っ子をヤッと割るのである...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...木の根っ子のようなモッサリした坂田青年が...
久生十蘭 「あなたも私も」
...朽木の根っ子につまずいて...
久生十蘭 「肌色の月」
...今度こそは有無をいわさずに幸田の首根っ子を押えてやろうという大へんな意気込みで...
久生十蘭 「魔都」
...誰かあっしどもの仲間にでも運んでやってたんで」いいながらツツーと猿臂(えんぴ)を伸ばしてちぢかまっている次郎吉の首根っ子をあわや掴まえようとした...
正岡容 「小説 圓朝」
...あっちの根っ子に引っかかり...
夢野久作 「白髪小僧」
...太い頑固な銀杏の根っ子が...
夢野久作 「白髪小僧」
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