...一たんあの猿を頸根っこの抑え手のない自由の天地へ放して見給え...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...首根っこがずきずきする...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ねむい」
...河童の首根っこを押えつけました...
豊島与志雄 「竜宮」
...胆吹山の根っこで...
中里介山 「大菩薩峠」
...老女砧の首根っこを掴むようにして...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...そのまま女の首根っこを掴んで家へ入ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本当に平次の首根っこへ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...用人か家老の首根っこを押えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんどは桑の根っこの大きい奴を熊の首のようだぞとひとりごとを言いながら引きずって來ていろりの中へいれました...
林芙美子 「クララ」
...桑の根っこに燃えつきました...
林芙美子 「クララ」
...その三匹の動物がいま、木の根っこや、何か生肉をしきりに食っていました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...首根っこのたんこぶがスッと引いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...というのもハースコートの首根っこを捕まえて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...青いぬるぬるした粘土のところを根っこにきめた...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...私がいやがって右や左へかわそうとする首根っこを...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...木の根っこに蹴つまずいて...
三好十郎 「おりき」
...昨日の朝は天気は良しまだ木魚の音もきこえないのでノンビリした気持で父と母は垣根のそばの苗木の世話をしていたそうだ垣根のこちらではお花婆さんが無縁墓の大掃除をはじめたらしいホウキで木の葉をはき出したり鎌で草の根っこを掘り出したりしながら例のデンで高っ調子のひとりごとそれも墓石を相手に念仏からお経の文句無縁ぼとけの故事来歴をしゃべりちらしているうちはよかったがやがて...
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...それを動かすには巨木の根っこを持ち上げるほどな力が要(い)りそうに思われる...
吉川英治 「黒田如水」
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