...橄欖色(オリーブいろ)の栞(しをり)の房が垂れた...
石川啄木 「鳥影」
...挿花の栞(しをり)などがある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...栞(しおり)して山家集(さんかしゅう)あり西行忌(さいぎょうき)昭和五年三月十三日 七宝会...
高浜虚子 「五百句」
...武士は栞戸(しおりど)を開けて外に出た...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...栞(しをり)の挟(はさ)んである所で開(あ)けて見ると...
夏目漱石 「それから」
...平次の智恵で残して行った栞(しおり)を探すより外はありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『倭訓栞(わくんのしおり)』に...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その尋常でないと云ふ事柄が却て真理の街(ちまた)を教へる栞になるのだね...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...中堀僖庵の萩の栞(天明四年再版)上の十一張裏に「いけこめの御陵とは大和國藥師(寺か)の後にあり...
南方熊楠 「人柱の話」
...わたくしは此より此詩暦を栞(しをり)とし路傍(こう)として...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一『和訓栞(わくんのしおり)』に依れば蓑(みの)の語源は「身荷(みに)の義なるべし」とある...
柳宗悦 「蓑のこと」
...『倭訓栞(わくんのしおり)』に援用した『万葉集抄』には...
柳田國男 「地名の研究」
...(温故之栞(おんこのしおり)...
柳田國男 「日本の伝説」
...新潟県に行くとコロバシアゲと謂う村もあったが(『温故之栞(おんこのしおり)』廿一)...
柳田国男 「木綿以前の事」
...例の『和訓栞(わくんのしおり)』の増補語林には...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...かねて集めてあった二三の実例を栞(しおり)として...
柳田国男 「山の人生」
......
横瀬夜雨 「花守」
...針差しとか料理の栞(しおり)とかいうようなものに返送料までつけてやることは二の足をふむのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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