...栄職を得るために一生懸命努力する...
...彼は栄誉と栄職を得るためにあらゆる手段を使った...
...栄職に恥じないように、今後も一生懸命働きたい...
...彼女は栄職に憧れて、日々努力している...
...栄職を手に入れたが、その後の仕事が大変だった...
...わが奥間百歳(うくまぬひやあくう)が巡査と云ふ栄職に就いた事は奥間一家の名誉のみならず...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...いくばくもなく風説の女主人公たる貴夫人の夫君が一足飛びの栄職に就いたのが復(ま)たもや疑問の種子となって...
内田魯庵 「四十年前」
...村長の栄職を抛(なげう)って...
江戸川乱歩 「鬼」
...内藤伸氏は帝国美術院会員の栄職を負う...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼を大いに叱咤(しった)して幹事の栄職を剥奪(はくだつ)する...
太宰治 「惜別」
...一切の栄職を擲つ理由もないと主張している...
戸坂潤 「社会時評」
...だが栄職は擲たない博士は...
戸坂潤 「社会時評」
...この上一刻と雖も栄職を涜すべきでないと信じますにより...
久生十蘭 「魔都」
...さては君も今代議士の栄職を荷(にな)いたれば...
福田英子 「妾の半生涯」
...これに擬するに判官の栄職をもってした...
穂積陳重 「法窓夜話」
...回々法族の法神ハネフィヤは栄職を却(しりぞ)けて一死その志を貫いた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...一時は鎮威中郎将(ちんいちゅうろうしょう)の栄職にありましたが...
吉川英治 「三国志」
...……そうかの」「――と、なれば、きっと、尊台にも、ご栄職につかれ、いよいよ官位もお進みになりましょう...
吉川英治 「三国志」
...栄職争い、後宮争い、両統の帝位争奪など、百年、限りもないほどな紊(みだ)れである...
吉川英治 「私本太平記」
...それらの武門が望む叙爵(じょしゃく)栄職(えいしょく)の名を聴許(ちょうきょ)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...まもなくそちは栄職につける」「ほほう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...門跡という栄職までついているではないか...
吉川英治 「親鸞」
...「あるまい!」「…………」「ないからこそ、あなた様は、淡々と、官位栄職を、邪魔みたいにぬぎ捨てて、さッさと、こんなところへ……隠居などしてしまわれたのだ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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