...栄位を与えられた人たちがパレードを行った...
...彼女は栄位を争うことに夢中だった...
...その歴史的な出来事のおかげで、多くの人々が栄位を得た...
...教授は引退後、栄位を授与された...
...彼は長年にわたる功績が認められ、ついに栄位を授与された...
...今の次官よりも重く見られた文部権(ごん)大書記官の栄位を弊履の如く一蹴(いっしゅう)して野に下り...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...御持筒頭の栄位を贏(か)ち獲ないものとも限りません...
野村胡堂 「江戸の火術」
...海蔵寺三郎は身伯爵の栄位にありながら...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...市民的栄位について...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...その子女のためにかち得た栄位を御覧になるばかりです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...聊(いささ)かの功績を云い立てにして栄位...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...しかもその御主人の栄位栄爵というのも...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...指南番の栄位を棒に振ったのも...
吉川英治 「剣難女難」
...今日の栄位まで昇ったのは...
吉川英治 「三国志」
...さらに雲階(うんかい)を昇って栄位に進み...
吉川英治 「三国志」
...栄位欲をみたす君王ノ座は...
吉川英治 「私本太平記」
...いまの栄位に小さく安んじていたいのだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...かつては信長にあった衆望と栄位と...
吉川英治 「新書太閤記」
...また今のような一門の栄位を共にする身となる程...
吉川英治 「新書太閤記」
...栄位や名利の儚(はかな)さを...
吉川英治 「新書太閤記」
...衣冠が燿(かがや)く世界でなければ、衣冠や栄位も、一個の木ノ実、一枝の草花にも値しない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その栄位も捨てて...
吉川英治 「親鸞」
...「貧しい細長屋で暮していた時のほうが……」と、今の栄位を、むしろ厭(いと)う気さえこの頃は起った...
吉川英治 「日本名婦伝」
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