...特に日本人が「よもの海みなはらから」「西ひがしむつみかわして栄ゆかん」との大御心のままに諸民族に対するならば...
石原莞爾 「最終戦争論」
...而して後人間自尊の最後の痕跡に栄ゆる慈善を形成する...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...その民が永久に栄ゆるのであります...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...悪人にして栄ゆる者あるは何故(なにゆえ)ぞ」等の疑問に対して...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...この国家に指導者があって十分に堅く協力して行くと栄ゆるが...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...その唱哥(しやうか)にめでた/\の若松さまは枝も栄ゆる葉も茂るさんやめでたい花水さんやせな(脊)にあびせんわが(我)せな(夫男)に」をりかへし/\しやうがをかえてうたひをどる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...――成功と権力と富も併せて――後代まで栄ゆる名であり...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...木の花の栄ゆるが如くに栄えませと...
高木敏雄 「比較神話学」
...フランスの治下に栄ゆるアルジェリア!……汝(なれ)は容るべし...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...藤色の洋服に照り栄ゆる処女(むすめ)の顔の美しさは...
野村胡堂 「古銭の謎」
...吾等の市(まち)の栄ゆる日の限り……」「叱(し)ツ! 叱ツ! イダーリアのドングリ眼が真に憾めしさうに光つたぞ!」「サタンよ...
牧野信一 「山彦の街」
...自ら面栄ゆい感もある...
宮本百合子 「犬のはじまり」
...高尚なる道徳に頼りてのみ栄ゆるものなることを信ずる者なり...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...枝も栄ゆれあ葉も茂る……と……...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...島栄ゆ鈴なる鴎白珊瑚燈台がある...
横光利一 「欧洲紀行」
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