例文・使い方一覧でみる「栃」の意味


スポンサーリンク

...上野駅から木県の那谷駅までの切符を手に入れて出掛けたことが分った...   上野駅から栃木県の那谷駅までの切符を手に入れて出掛けたことが分ったの読み方
海野十三 「千早館の迷路」

...村長亀田佐平の名で木県知事宛に上申書を呈した...   村長亀田佐平の名で栃木県知事宛に上申書を呈したの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...木県の人民が皆これを調査して県庁へ何回行くか知れない...   栃木県の人民が皆これを調査して県庁へ何回行くか知れないの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...鎮」というささやき声が起った...   栃鎮」というささやき声が起ったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...木山が幕下から初めて幕内へ飛び上つて来た時...   栃木山が幕下から初めて幕内へ飛び上つて来た時の読み方
薄田泣菫 「茶話」

...茨城、千葉、木、群馬、の近県は勿論のこと、九州、越後、奥州、までのして歩いたよ...   茨城、千葉、栃木、群馬、の近県は勿論のこと、九州、越後、奥州、までのして歩いたよの読み方
関根金次郎 「本因坊と私」

...の木の佳いのはいくらもある...   栃の木の佳いのはいくらもあるの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...いよいよ問題の細道……(ぶな)と(とち)の大木の繁(しげ)り合った...   いよいよ問題の細道……と栃の大木の繁り合ったの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...それは木県のもので...   それは栃木県のものでの読み方
田中貢太郎 「雨夜続志」

...是は木群馬の被害人民ばかりでは無い...   是は栃木群馬の被害人民ばかりでは無いの読み方
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」

...木縣に唐澤山と云ふがある...   栃木縣に唐澤山と云ふがあるの読み方
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」

...木縣に何があると云ふと...   栃木縣に何があると云ふとの読み方
田中正造 「土地兼併の罪惡」

...△買收の目的は何にありやそれからさうなれば村を取つて仕舞へばどうするのであるか、貯水地として水を入れるのである、斯ふ云ふのですが之は嘘です、取つて仕舞へば立派な田地でございまして、唯今申す通り二萬圓掛ければ二十萬圓以上のものが取れますから決して水などを入れてブカ/\にするやうなことはない、如何に政府が不經濟が好きでもしない、(笑聲起る)此事は不經濟の側から來たのでない、欲の側から來たので、善い村だから取つて錢儲けをしやうと云ふ主義から來たから、何十萬圓拂つて買取つたら自分の物になると堤防を築いて麥が取りたくなるに違ひない、其時は是から先のことでございますが、決して今日の經濟社會に於て、世の中の人が斯る結構な村を何十萬圓と云ふ金を掛けて四隣が迷惑を云ふに拘らず水を注入して置くことは許すまいと思ひます、彼の村が若し木縣の中でも宇都宮近邊、木町近邊、東京府なら練馬板橋とか云ふ附近にでもある村でございましたらどの位の立派な村になるでございませう、實に善い所なんです、されば此村の善いと云ふ御話しも少ししませんければなりませぬが、非常に天産力に富んで居る村でございまして、一體渡良瀬川の流れの附近は古來善い土で善い作物の取れることは歴史にある、歌に詩に作つてあるさうであつて、谷中村は其の沖洲で出來たので、堤の外が良い土なので居りますのでどの位作物が取れるかと申しますと、鑛毒の話のない前は肥料をやらぬで十二俵半の米が取れる、村殘らずと云ふ譯にはいきませぬが先づ八俵九俵十俵十一俵十二俵半と云ふ所を昇降して取れた所である、其後鑛毒がありましてから堤防が切れると云ふと中へ鑛毒水が這入りますから中が惡くなりました、中が惡くなりましたけれ共三十五年に堤防の切れたのが大災害であつて又一の幸福になりましたのは三十五年に堤防の切れ目が如何にも場所が宜い所が切れまして三十五年にドツサリ泥が這入つた、三十五年のことは一ツ御話をしなけば(ママ)なりませぬが、三十五年の暴風雨の時には日光其他足尾銅山黒髮山一圓の水源が多く荒まして、そうして渡良瀬川の川上に至つて南北十里東西三四里山が川に向けて崩れました、是が皆見物に往つて驚いて居ります有樣を爲した、殆ど山の土の流れたること五百年ぶりと云ふか千年振りと云ふか古來ないことが出來た、之が山林亂伐山の赤裸の所へ雨が降つたから崩れた、此土が一度にドン/\流れて來て渡良瀬川の低い所に多く這入つた所があつたが多く這入つた所は直ちに昔の通りになつて仕舞つた、谷中村は幸ひ切れ口が、泥の這入る所の口が明きましたから、八分通り泥を置きました、或は二尺置も或は一尺置いた所もある、三寸置いた所も一寸置いた所もある、平均三寸位置いて往つたゞらうか、さう云ふ譯でございまして谷中村堤内は一千町弱ございますけれども其中が眞ツ平で、少し高い所がございますがどうしても泥が入らなかつたから其處は復活しませぬが、低い所は却て宜くなつた、それでございますから元の通りには往きませぬが、前に十二俵半取つた所でも其半分六七俵は取れることになつて來た、是が三十五年の鑛毒地の變化でございます、今日此堤防を丈夫にしますと谷中村は大層幸福なことが出來る、何であるかと申しますれば灌漑用水が渡良瀬川から引込むとどうしても鑛毒水を入れますけれども、谷中村は中に灌漑用水の水が出る所がございますから、渡良瀬川の水を引入れないで十分餘りありますから堤防を完全にすれば鑛毒地の眞ン中に居つて鑛毒知らずの村になると云ふのです、サア之を取りたいのは無理でない...   △買收の目的は何にありやそれからさうなれば村を取つて仕舞へばどうするのであるか、貯水地として水を入れるのである、斯ふ云ふのですが之は嘘です、取つて仕舞へば立派な田地でございまして、唯今申す通り二萬圓掛ければ二十萬圓以上のものが取れますから決して水などを入れてブカ/\にするやうなことはない、如何に政府が不經濟が好きでもしない、此事は不經濟の側から來たのでない、欲の側から來たので、善い村だから取つて錢儲けをしやうと云ふ主義から來たから、何十萬圓拂つて買取つたら自分の物になると堤防を築いて麥が取りたくなるに違ひない、其時は是から先のことでございますが、決して今日の經濟社會に於て、世の中の人が斯る結構な村を何十萬圓と云ふ金を掛けて四隣が迷惑を云ふに拘らず水を注入して置くことは許すまいと思ひます、彼の村が若し栃木縣の中でも宇都宮近邊、栃木町近邊、東京府なら練馬板橋とか云ふ附近にでもある村でございましたらどの位の立派な村になるでございませう、實に善い所なんです、されば此村の善いと云ふ御話しも少ししませんければなりませぬが、非常に天産力に富んで居る村でございまして、一體渡良瀬川の流れの附近は古來善い土で善い作物の取れることは歴史にある、歌に詩に作つてあるさうであつて、谷中村は其の沖洲で出來たので、堤の外が良い土なので居りますのでどの位作物が取れるかと申しますと、鑛毒の話のない前は肥料をやらぬで十二俵半の米が取れる、村殘らずと云ふ譯にはいきませぬが先づ八俵九俵十俵十一俵十二俵半と云ふ所を昇降して取れた所である、其後鑛毒がありましてから堤防が切れると云ふと中へ鑛毒水が這入りますから中が惡くなりました、中が惡くなりましたけれ共三十五年に堤防の切れたのが大災害であつて又一の幸福になりましたのは三十五年に堤防の切れ目が如何にも場所が宜い所が切れまして三十五年にドツサリ泥が這入つた、三十五年のことは一ツ御話をしなけばなりませぬが、三十五年の暴風雨の時には日光其他足尾銅山黒髮山一圓の水源が多く荒まして、そうして渡良瀬川の川上に至つて南北十里東西三四里山が川に向けて崩れました、是が皆見物に往つて驚いて居ります有樣を爲した、殆ど山の土の流れたること五百年ぶりと云ふか千年振りと云ふか古來ないことが出來た、之が山林亂伐山の赤裸の所へ雨が降つたから崩れた、此土が一度にドン/\流れて來て渡良瀬川の低い所に多く這入つた所があつたが多く這入つた所は直ちに昔の通りになつて仕舞つた、谷中村は幸ひ切れ口が、泥の這入る所の口が明きましたから、八分通り泥を置きました、或は二尺置も或は一尺置いた所もある、三寸置いた所も一寸置いた所もある、平均三寸位置いて往つたゞらうか、さう云ふ譯でございまして谷中村堤内は一千町弱ございますけれども其中が眞ツ平で、少し高い所がございますがどうしても泥が入らなかつたから其處は復活しませぬが、低い所は却て宜くなつた、それでございますから元の通りには往きませぬが、前に十二俵半取つた所でも其半分六七俵は取れることになつて來た、是が三十五年の鑛毒地の變化でございます、今日此堤防を丈夫にしますと谷中村は大層幸福なことが出來る、何であるかと申しますれば灌漑用水が渡良瀬川から引込むとどうしても鑛毒水を入れますけれども、谷中村は中に灌漑用水の水が出る所がございますから、渡良瀬川の水を引入れないで十分餘りありますから堤防を完全にすれば鑛毒地の眞ン中に居つて鑛毒知らずの村になると云ふのです、サア之を取りたいのは無理でないの読み方
田中正造 「土地兼併の罪惡」

......   の読み方
種田山頭火 「旅日記」

...それでも、お姉様、あなたがお気が進まないならば、わたしもいやです」「気が進まないというわけではありません、いっそ、気はハズミ過ぎているくらいですから、すすめてもみたのですが、場所が場所だけに、二の足も踏むのです」「白骨の湯もいいでしょうけれど、わたしは正直にいえば、お姉様と、肥後の熊本へ行きたいのです」「熊本へですか」「ええ」「だって、熊本には、お前の病気を療治するようなところは、ないじゃありませんか」「でも、わたしは、尾張の国の名古屋城下で死ぬよりは、肥後の熊本で死にたいのです」「いいえ、お前はまだ、死ぬということを言ってはなりません、それを思ってもいけないのです、ですから、熊本へはやれません」「阿蘇の山ふところには、湯の谷だの、の木だの、戸下だのという温泉があると聞きました、白骨へ行く代りに、そちらへ行って済むものならば、そちらへ行きたいと思ったばかりです、深くお気にかけなさいますな」「お前は、熊本が好きですか」「御先祖の地だということが、どうも、絶えずわたしを引きつけて、どうしても肥後の熊本が、墳墓の地のように思われてなりません」「御先祖の地は熊本ではない、この尾張の国が、本当に、御先祖の発祥地だという気にはなれませんか」「どうも、それが……どうしても、そういう気になれないで、熊本が、ほんとに慕わしい故郷の地……というような気ばかりしてならないのです」「お前までがそれだから、縁があって、縁の無い土地というものは仕方がありません...   それでも、お姉様、あなたがお気が進まないならば、わたしもいやです」「気が進まないというわけではありません、いっそ、気はハズミ過ぎているくらいですから、すすめてもみたのですが、場所が場所だけに、二の足も踏むのです」「白骨の湯もいいでしょうけれど、わたしは正直にいえば、お姉様と、肥後の熊本へ行きたいのです」「熊本へですか」「ええ」「だって、熊本には、お前の病気を療治するようなところは、ないじゃありませんか」「でも、わたしは、尾張の国の名古屋城下で死ぬよりは、肥後の熊本で死にたいのです」「いいえ、お前はまだ、死ぬということを言ってはなりません、それを思ってもいけないのです、ですから、熊本へはやれません」「阿蘇の山ふところには、湯の谷だの、栃の木だの、戸下だのという温泉があると聞きました、白骨へ行く代りに、そちらへ行って済むものならば、そちらへ行きたいと思ったばかりです、深くお気にかけなさいますな」「お前は、熊本が好きですか」「御先祖の地だということが、どうも、絶えずわたしを引きつけて、どうしても肥後の熊本が、墳墓の地のように思われてなりません」「御先祖の地は熊本ではない、この尾張の国が、本当に、御先祖の発祥地だという気にはなれませんか」「どうも、それが……どうしても、そういう気になれないで、熊本が、ほんとに慕わしい故郷の地……というような気ばかりしてならないのです」「お前までがそれだから、縁があって、縁の無い土地というものは仕方がありませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...谷にのぞんだ大きなの木があって...   谷にのぞんだ大きな栃の木があっての読み方
久生十蘭 「生霊」

...大体からいうと、木県、福島県、宮城県、山形県、秋田県、岩手県、青森県などで特色あるものを作るが、特に後の四県が見事なものを作る...   大体からいうと、栃木県、福島県、宮城県、山形県、秋田県、岩手県、青森県などで特色あるものを作るが、特に後の四県が見事なものを作るの読み方
柳宗悦 「蓑のこと」

...木県には親しみが出来た...   栃木県には親しみが出来たの読み方
柳宗悦 「野州の石屋根」

「栃」の読みかた

「栃」の書き方・書き順

いろんなフォントで「栃」

「栃」の英語の意味

「栃なんとか」といえば?  


ランダム例文:
茶座敷   ジャンル   持続的な  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
門外不出   影武者   指定席  

スポンサーリンク

トップへ戻る