...淡路の假屋から植村文樂軒(本姓は柾木)と云ふ人が現れて...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...杉、柾木(まさき)、槙(まき)などを植えつらねた生垣つづきの小道を、夏の朝早く鰯(いわし)を売りあるく男の頓狂な声...
永井荷風 「葛飾土産」
...青木や柾木(まさき)のような植木の鉢が数知れず置並べてある...
永井荷風 「寺じまの記」
...柾木稲荷の祠(ほこら)はその筋向いに新しい石の華表(とりい)をそびやかしているのを見て...
永井荷風 「深川の散歩」
...兩側ともに柾木(まさき)の生垣が續いてゐて...
永井荷風 「羊羹」
...柾木(まさき)の生垣の中からこっちを見ていた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...城外一里余の柾木村(まさきむら)の端(はず)れまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...ちょうど星ヶ岡茶寮の林柾木氏が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...大和(やまと)の柳生村にある柾木坂文庫(まさきざかぶんこ)の所蔵本であるが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...柾木孫平治(まさきまごへいじ)覚(おぼ)え書(がき)人々は時の天下様である太閤(たいこう)の氏素姓(うじすじょう)を知りたがった...
吉川英治 「茶漬三略」
...柾木宗一(まさきそういち)という者があったが...
吉川英治 「茶漬三略」
...柾木孫平治(まごへいじ)といい...
吉川英治 「茶漬三略」
...その僧は、柾木家から、寺へ、焼いてくれと持って来た由来書(ゆらいがき)を序文に書きたして、単なる綴(とじ)ものを一層書物らしくしてしまった...
吉川英治 「茶漬三略」
...「柾木(まさき)孫平治覚え書」と...
吉川英治 「茶漬三略」
...柾木孫平治氏の口述体を取って...
吉川英治 「茶漬三略」
...柾木孫平治(まさきまごへいじ)といって...
吉川英治 「茶漬三略」
...「柾木孫平治に、放免申しつける...
吉川英治 「茶漬三略」
...誰の家来だ」「明智殿の側近う仕えて来た者でござります」「名は……?」「柾木孫平治(まさきまごへいじ)と申しまする」「……?」わしも...
吉川英治 「茶漬三略」
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