...柵門内へいきなり走り込んで行きかけるが...
三好十郎 「斬られの仙太」
...早田は柵門を通って奥への道を一散に走って消える...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...七三の所に坐り込んでしまい柵門の方へ向って土下座...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...柵門の内外へはこびあつめた...
吉川英治 「三国志」
...柵門(さくもん)を通るたびに袁将軍の直属蒋奇(しょうき)の手の者であるが...
吉川英治 「三国志」
...江岸いたるところに水寨(すいさい)を構え、周瑜(しゅうゆ)はその中央の地点に位する西山をうしろにとって水陸の総司令部となし、五十里余にわたって陣屋、柵門を構築し、天日の光もさえぎるばかり、翻々颯々、旗幡(きはん)大旆(たいはい)を植えならべた...
吉川英治 「三国志」
...烏林(うりん)、赤壁(せきへき)の両岸とも、岩も焼け、林も焼け、陣所陣所の建物から、糧倉、柵門、馬小屋にいたるまで、眼に映るかぎりは焔々たる火の輪をつないでいた...
吉川英治 「三国志」
...北の柵門からも陳武...
吉川英治 「三国志」
...いつか柵門もこえて...
吉川英治 「三国志」
...沢辺(さわべ)の柵門へかかった...
吉川英治 「三国志」
...柵門の番卒溜(だま)りで...
吉川英治 「私本太平記」
...下の柵門に来ております」破島(はとう)能登が島後(どうご)から帰ったのは...
吉川英治 「私本太平記」
...見れば陣所の仮屋がある柵門(さくもん)がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...その後から柵門へ入ってゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...かならず軍の柵門(さくもん)があり...
吉川英治 「新書太閤記」
...柵門(さくもん)のないところはない...
吉川英治 「新書太閤記」
...巨大な寨(とりで)の柵門(さくもん)の内には...
吉川英治 「新・水滸伝」
...柵門から出払った...
吉川英治 「平の将門」
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