...柳井(やない)(と...
太宰治 「斜陽」
...今朝は柳井津橋のほとりで張込の刑事に誰何された...
種田山頭火 「行乞記」
...あれはやきいもや(柳井田所見)・みんな働らく雲雀のうた・水音の藪椿もう落ちてゐる・枯草の日向の脚がぽこ/\あるく・咲いてここにも梅の木があつた・朝月夜...
種田山頭火 「其中日記」
...二月二十日二十一日柳井津滞在...
種田山頭火 「旅日記」
...そこからまた汽車で柳井に下車したけれど適当な宿が見つからないので夜行で広島へ...
種田山頭火 「旅日記」
...そしてあまりに不幸だつたね!藤生から汽車で柳井へ...
種田山頭火 「旅日記」
...昨日とおなじバスで柳井へ戻り...
種田山頭火 「旅日記」
...柳井津で船を下ろされ徒歩でここまで来たという人もいた...
原民喜 「廃墟から」
...隆治さんがきのうは柳井まで送りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...柳井から何時間かしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...柳井から高浜までたった四時間半ぐらいなのにねえ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この頃は柳井に止りません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...元民は「九人扶持、准、皆川元民、三十七、」玄昌は「八人扶持、准、成田玄昌、二十六、」玄高は門人「成田竜玄次男玄高、」養竹は「十人扶持、御足八人扶持、医、森養竹、六十四、」養真は「五十俵、森養真、三十五、」養玄は「十三人扶持、書教授試補、岡西養玄改待蔵、三十一、」泰安は「十人扶持、御足十人扶持、医、鼓泰安、五十九、」菊庵は「十人扶持、御足五人扶持、医、鼓菊庵、五十四、」立造(りふざう)は「十人扶持、御足三人扶持、執、松尾立造、三十九、」玄察は「十人扶持、御足三人扶持、補、谷本玄察、四十、」金左衛門は「百四十石八十俵、内、藤田金左衛門、三十五、」若くは「百三十石、御宮掛、大林金左衛門、四十七、」洞谷は「十三人扶持、吉田洞谷、四十二、」理安(りあん)は「八人扶持、准、村上理庵、四十三、」策(さく)は「九人扶持、御足三人扶持、准、市岡策、四十二、」恒三は「九人扶持、桑田恒庵改恒介、六十、」若くは其子、雄之介は「五十俵、市令、内田雄之介、四十五、」祐道は「医、横田祐道、」勘兵衛は「十八俵、渡辺勘兵衛、三十一、」東安は「十八人扶持、医、三好東安、四十九、」銑三郎は「五十俵、大森銑三郎、三十、」高山(たかやま)は「二百二十石、高山郷作、三十一、」孫太郎は「五十俵、三富孫太郎、二十八、」顕太郎は門人「町医師、柳井顕太郎、」安貞は「二十俵二人扶持、前田安貞、三十二、」成安は「十二石二人扶持、医、三好成安、二十三、」全八郎は「十四石三人扶持、御料理人頭、上原全八郎、五十七、」貞白は「十人扶持、御足四人扶持、補、石川貞白、五十九、」平蔵は「村片平蔵、二十七」であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京阪方面の古刹めぐりから戻られた柳井先生の旅がたりのうちに...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...たとえば山口県の柳井(やない)では薊(あざみ)をウサギグサ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...眼を開いて見るとタッタ今噂をしていた柳井副院長が...
夢野久作 「一足お先に」
...柳井副院長だのから聞かされた「足の幽霊」の話で...
夢野久作 「一足お先に」
...それは多分、眼が醒めた時から私を支配していた、悪魔的な冷静さのお蔭であったろうと思うが、そのまま瞬(またた)きもせずに相手の瞳を見詰めていると、柳井副院長も、私に負けない冷静さで私の視線を睨み返しつつ、タッタ一言、白い唇を動かした...
夢野久作 「一足お先に」
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