...柱時計をおしゃれなインテリアとして部屋に飾る...
...私の祖父の家には古い柱時計がありました...
...柱時計が鳴るカチカチ音が好きだ...
...柱時計の文字盤がすりガラスになっているのがポイント...
...柱時計を修理に出すため、時計屋に持って行きました...
...先生はなおも柱時計の文字盤を...
海野十三 「火星兵団」
...柱時計は九時、十時、十一時……と、正しくうっていった...
海野十三 「火星兵団」
...第一は柱時計、第二は水甕、第三は花瓶、第四は寝台というわけで、今までのところで、この租界の中に於て、この四つの品に限り全部おしゃかになってしまったではないか...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...鼠骨氏は停車場(ていしやぢやう)の柱時計と自分の懐中時計とを見比べて...
薄田泣菫 「茶話」
...階下で柱時計が十時を鳴らして居る...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...途端に階下の柱時計が「ぼん...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...――ある所に一ぴきの兎と亀がおりました――あらおかあさまいらッしてよ」柱時計の午後二点(にじ)をうつ拍子に...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...浪さん――やあもう十時か」おりからりんりんとうつ柱時計を見かえりつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...丁度柱時計が十時を打って...
豊島与志雄 「恩人」
...柱時計は一階にあるのだが...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...柱時計の方を見上げながらのっそりと...
豊島与志雄 「童貞」
...主人(しゆじん)の後(うしろ)に細長(ほそなが)い黒(くろ)い枠(わく)に嵌(は)めた柱時計(はしらどけい)が懸(かゝ)つてゐた...
夏目漱石 「門」
...飲もうとしては茶碗を置いていると茶の間の柱時計がチンチンチンチンと四時を打った...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...もう何時(なんじ)だろうと室(へや)の中を見廻すと四隣はしんとしてただ聞えるものは柱時計と細君のいびきと遠方で下女の歯軋(はぎし)りをする音のみである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...この四円七拾銭の柱時計がその記念に買われた年であった...
火野葦平 「花と龍」
...もう一方の端には途方もない大きさの柱時計が立っていた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...も一度自分の腕時計に柱時計の針を合せて...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...これも正面の壁の左上に架かった金色燦爛(さんらん)たる柱時計である...
夢野久作 「暗黒公使」
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