...凱旋門、石の柱、石の像は、皆我心に本國の歴史を刻ましめんとす...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...格子戸見通しの四畳を隔てた破襖(やれぶすま)の角柱で相合うその片隅に身を置いたし...
泉鏡花 「薄紅梅」
...一本の支柱をおさえた...
海野十三 「一坪館」
...床柱と女房との真中に公爵を坐らせてみたかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...そこを三段ほど下りると柱廊で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...ねじまげた全身で柱へからみついて...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...「遅い奴だの、何をしとるのか」袋持が、膝を抱いて、床柱へ凭れた時、草履の音がした...
直木三十五 「南国太平記」
...帆柱も叩き切っちまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...幾年(いくねん)居(ゐ)なくても勝手(かつて)を知(し)つて居(ゐ)るので彼(かれ)は柱(はしら)へ懸(かけ)てある手(て)ランプを點(つ)けて...
長塚節 「土」
...四本の柱が立っているところがあった...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...「産婆さんはお出になりませんかッ……どなたか産婆さん御存知ではありませんかッ!」九月×日街角の電信柱に...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...船の煙突や帆柱が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...扨邪氣を除く爲め斧で柱を打ちつゝよし/\此内に住む人々は毎も温かで食事足るべしと唱へる」とある...
南方熊楠 「人柱の話」
...太柱は和漢洋の三学に通ずるを以て聞えてゐた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...「あのぶっくれ舟か」と長が或るとき鼻柱へ皺(しわ)をよらせ...
山本周五郎 「青べか物語」
...門柱はあるが扉はない...
吉川英治 「三国志」
...宙天(ちゅうてん)へ裂(さ)けのぼった火の柱...
吉川英治 「神州天馬侠」
...柱時計におじぎをして...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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