...街の傍に棄てられて、今は界(さかひ)の石となりたる、古き柱頭も、わがためには、神聖なる記念なり、わがためには、めでたき音色に心を惱ますメムノンが塔なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...郵便局前の電柱に凭(もた)れて泣いていたと...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...柱の折れたので内の方をまぜるようにしていた...
田中貢太郎 「変災序記」
...真中に支柱が一本立つてゐます...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...明らかにフォン・コーレンに鼻柱を引き廻されているあのサモイレンコが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...僅かに床柱に花が投げ込まれていた位なものです...
辻潤 「書斎」
...吾々仲間でその支柱の仕方が果してどれだけ有効であろうかといったようなことを話し合っていたら...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...右側の回廊の柱の下にマドンナの立像があってその下にところどころ活版ずりの祈祷(きとう)の文句が額になってかけてあります...
寺田寅彦 「先生への通信」
...それを室の巽(たつみ)の柱の方向をめがけて発止(はっし)と投げつける...
中里介山 「大菩薩峠」
...東南の空際にも柱の如き雲が相応じて立った...
長塚節 「太十と其犬」
......
原民喜 「原爆小景」
...二柱六雄蕋ナルコト亦ヤナギタデノ如シ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...雌蕊(しずい)の花柱に長短を生じさせているのである...
牧野富太郎 「植物知識」
...柱のような木を一本栽(う)え...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...門柱に「菅流柿崎道場」という看板が掛けてあった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ぬるぬるになった角柱を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...第二場にんじん(柱時計の下で考え込みながら)――おれは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...そこから最も遠い中央の柱へも掛かって行くようになっている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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