...カンボジャ(柬甫塞)というのはインドの地方の名である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「もとの儀賓の王柬之(おうかんし)だよ...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...王柬之の子孫がこんなにまで貧乏になったのか...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...そのついでに友人の来書一切(いっさい)を蔵(おさ)めた柳行李(やなぎごおり)を取出しその中から彩牋堂主人の書柬(しょかん)を択(えら)み分けて見た...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...東京の某君に柬せんと欲して徹宵筆を措かず表書を書了る頃...
二葉亭四迷 「旅日記」
...その尖(さき)を見て向う所を占う(アイモニエー『柬埔寨人風俗迷信記(ノート・シユル・レ・クーツーム・エ・クロヤンス・スペルスチシヨース・デ・カンボジヤン)』)...
南方熊楠 「十二支考」
...一八八三年サイゴンで出たエーモニエーの『柬埔※(カンボジア)人風俗信念記』に次の話がある...
南方熊楠 「十二支考」
...啻(たゞ)に柬牘のみでは無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後に引くべき茶山の手柬(しゆかん)とに徴して思ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此書はわたくしが饗庭篁村(あへばくわうそん)さんに借りた茶山手柬(しゆかん)の中の一通である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」さて月日不詳の茶山の柬牘は下(しも)の如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは菅茶山の辛巳五月二十六日の書柬に本づいて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是は菅茶山の蘭軒に与へた手柬の断片と...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...合作の柬牘(かんどく)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」わたくしは始て抽斎枳園の柬牘を見た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...尋常の柬牘(かんどく)ではない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは又関藤国助さんの「関五郎は藤陰の事に候」と書した柬牘(かんどく)を目覩(もくと)した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柬蒲塞(カンボチヤ)の踊を賞めたRODIN(ロダン)が...
與謝野寛 「南洋館」
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