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伊良子清白 「孔雀船」
...柞葉の母が待つ子も...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...柞蚕(さくさん)から取った糸を並べて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...柞蚕(さくさん)から羽二重(はぶたえ)が織れて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
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正岡子規 「墨汁一滴」
...朗らかな柞原(ははそはら)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...藁葺(わらぶ)きの家が何軒も立ち並んだ一構えが柞(ははそ)の林に囲まれて...
森鴎外 「山椒大夫」
...ついそこの柞(ははそ)の森の中です...
森鴎外 「山椒大夫」
...柞の林の方へ帰って行く...
森鴎外 「山椒大夫」
...柞(ははそ)の森まで往って来たにしては...
森鴎外 「山椒大夫」
...筑前の糟屋(かすや)郡ともに柞原郷があって...
柳田國男 「地名の研究」
...柞の字は『新撰字鏡(しんせんじきょう)』には「櫟(くぬぎ)なり」とあり「草を除くを芟(さん)と曰(い)い木を除くを柞(さく)と曰う」とあるけれども...
柳田國男 「地名の研究」
...何でも今日我々が「ハハソ」と訓む柞の字...
柳田國男 「地名の研究」
...千山は朝鮮の国境から西南に走る長白山系の支脈に属し、どの峰にも花崗岩の露頂が二千尺の標高を以て、盆石の山のやうに、著しい風化の跡の欠刻を尖らせ、中にある四十八の渓谷を繞つて懸崖と奇巌岩怪石に富み、其の稜稜とした痩姿を和らげるために、松、山梨、柞樹、、榛等の外に種種の雑木が恰も新緑の季節に滴るやうな明媚の色を点綴してゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...山中四十八渓、険千仭、奇巌層層、直達山頂、疎松参差点綴其間、又雑以奈樹柞樹、奇勝万千、不遑応接...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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