...柚子(ゆず)の皮は香味を備えているが...
青木正児 「九年母」
...柚味噌(ゆずみそ)の看板の出て居る円徳院の門も...
岩本素白 「六日月」
...柚子味噌をこしらへるつもりだつたけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...柚子味噌で麦飯をぼそ/\食べる...
種田山頭火 「其中日記」
...橙(だいだい)色や柚子(ゆず)色や栗色や焦げ燧艾(ほくち)色など...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昔ながらの柚の花が咲いているのである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...前に評釈した夏の句「柚(ゆ)の花やゆかしき母屋(もや)の乾隅(いぬいずみ)」と...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...柚子は痛快そうに尻眼にかけながら...
久生十蘭 「雲の小径」
...柚子に香世子の霊が出たのはわかるが...
久生十蘭 「雲の小径」
...柚子の物質を借りることは...
久生十蘭 「雲の小径」
...柚子の希望をかなえてやるほうが...
久生十蘭 「春雪」
...あれはあれなりに、花の咲かせようもあったろうと思って、ね」「結婚式という儀式だけのことなら、柚子さんも、やっていたかも知れないぜ」「なにを馬鹿な」「すると、君は、なんの感度(かんど)もなかったんだな」「感度って、なんのことだ」「これはたいしたフェア・プレーだ...
久生十蘭 「春雪」
...自分の知らない柚子の過去があるらしいと思うと...
久生十蘭 「春雪」
...それを思ひ出して唱も柚太も切りと...
牧野信一 「剥製」
...もう私の声は柚太へはとゞかなかつた...
牧野信一 「剥製」
...なるほど「門に柚の木」ぐらいはこの上植えておいてもいいような気がする...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...水の粉やあるじかしこき後家の君尼寺や善き蚊帳垂るゝ宵月夜柚(ゆ)の花や能酒蔵(ざう)す塀の内手燭(てしょく)して善き蒲団出す夜寒かな緑子の頭巾眉深きいとほしみ真結びの足袋はしたなき給仕かな宿かへて火燵(こたつ)嬉しき在処(ありどころ)後の形容詞を用いる者...
正岡子規 「俳人蕪村」
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