...柚子自らもよく知っているのである...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...懐石に柚味噌をふるまわれたことがあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...また柚の実特有の高い体臭がぷんぷんと匂つてゐた...
薄田泣菫 「独楽園」
...柚子味噌をこしらへるつもりだつたけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...酔うて柚子釜を黒焦げにして井師に笑はれたが...
種田山頭火 「其中日記」
......
永井荷風 「自選 荷風百句」
...なにを見ている?」柚子は...
久生十蘭 「雲の小径」
...柚子なんて娘は、おれの趣味じゃないよ」「でも、柚子に抱きつかれて、デレデレしていたじゃ、ありませんか...
久生十蘭 「雲の小径」
...あれはあれなりに、花の咲かせようもあったろうと思って、ね」「結婚式という儀式だけのことなら、柚子さんも、やっていたかも知れないぜ」「なにを馬鹿な」「すると、君は、なんの感度(かんど)もなかったんだな」「感度って、なんのことだ」「これはたいしたフェア・プレーだ...
久生十蘭 「春雪」
...気乗りがしないんです」柚子はながい間...
久生十蘭 「春雪」
...それからしばらくして、女中の口から、柚子が、毎朝、八時ごろに家を出て、夕方、五時ごろ帰ってくるという事情が洩れた...
久生十蘭 「春雪」
...柚子からは、そんなことは一度も聞いていないので、不審をおこして、たずねてみた...
久生十蘭 「春雪」
...そのときの柚子の顔を想像すると...
久生十蘭 「春雪」
...山田伸吉と柚木与市が砧迄追っかけて来り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」狐塚の茶屋には柚太の情婦がゐた...
牧野信一 「剥製」
...この柚餅(ゆもち)も大久保家伝来の名物だ...
村井弦斎 「食道楽」
...荷揚場(ば)の苦力(クリイ)や弥次馬に取巻かれて車上の柚木君が青くなつたのは早速(さつそく)船内で発行する「※田パツク」第二集の好材料となるであらうが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...僕の声を聞いて直(すぐ)に右隣の画室(アトリエ)から柚木(ゆのき)が顔を出した...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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