...真紅(まっか)な柘榴(ざくろ)が輝いて燃えて...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...此ゆうべ柘のさ枝の流れこば...
高木敏雄 「比較神話学」
...瀧へかゝるにはふどうオ/\と尻を引いて呶鳴りながらかゝるのだと柘植氏が教へる...
長塚節 「松蟲草」
...柘榴石(ガーネット)の着いている」「ああ...
夏目漱石 「虞美人草」
...「腸(はらわた)見せる柘榴(ざくろ)」同然にやる...
新渡戸稲造 「自警録」
...柘榴(ざくろ)を彫つた金銀金具...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...柘榴(ざくろ)を彫った金銀金具...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しばらく柘榴口(ざくろぐち)から出ずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...柘榴(ざくろ)のやうに割れて水にふやけてをりますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
槇本楠郎 「さらわれた兄よ」
...柘榴(ざくろ)などの苗木...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...紅い柘榴(ざくろ)石の頸飾りをした彼女のスッキリした姿は...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...どうしたものか庭には柘榴(ざくろ)が一ばいに落ちておりました...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...柘榴を椰子と間違えたのだよ...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...小さい柘榴が実りはじめていた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...再び私は母と姉と三人で母の里の柘植(つげ)へ移らねばならなかった...
横光利一 「洋灯」
...柘植三之丞(つげさんのじょう)という者だと答えると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...十二それは柘植三之丞(つげさんのじょう)であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??