...)某月某日――これがあんまり重なっては読者諸君にはなはだ相済まないのだが...
大杉栄 「日本脱出記」
...某年某月某日某所で行なわれた某の銅像除幕式を他のある日ある場所で行なわれた他の除幕式と明白に弁別しようとするときに最も著しき目標となるものは何であるかというと...
寺田寅彦 「ニュース映画と新聞記事」
...大本教は電気現象や光の現象に対して特有な組織的説明を与えている(某月『学士会月報』)...
戸坂潤 「技術の哲学」
...(大正十年某月大阪に於て講演)...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...(大正十年某月某處講演)...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其二)」
...牢内では牢名主をつとめて、幅を利(き)かしていたが、やがて獄門にかかるべき斬罪を予期し、某月某日の夜、子鉄が巨魁(きょかい)となって破牢を企てた...
中里介山 「大菩薩峠」
...某月某日(ぼうげつぼうじつ)には某所において漲(みなぎ)る流れを冒(おか)して川越えをなしたとか...
新渡戸稲造 「自警録」
...なにゆえに某月某日に...
新渡戸稲造 「自警録」
...これは某年某月某日...
平出修 「公判」
......
前田普羅 「普羅句集」
...ために某月某日某人...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...簡野左馬(かんのさま)之助 城代家老三男某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
...大村田伝内 槍組番頭某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
...唐川(からかわ)運蔵 年寄役運兵衛殿長男某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
...苅賀(かるが)由平二鉄炮(てっぽう)足軽組頭某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
...たとえば「叱られる」ということを方言で「よまあれる」というが、これは信玄が家来の過失を書きとめておいて、適当なときに、まとめて読み聞かす、――おまえは某月某日これこれの失策をした、某月某日にはしかじか、某月某日には、というぐあいに叱る...
山本周五郎 「山彦乙女」
...畏(かしこ)きあたりの御おぼえ目出度い某名流夫人が創立して以来数十年、今年の某月某日、やんごとなき方々の台臨を仰いだ程の学校である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...某月吉日をえらび...
吉川英治 「三国志」
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