...かの鰯の頭も信心柄の殊勝な連中が...
石川啄木 「葬列」
...先生と六區とは切つても切れない間柄になつてゐた...
木場貞 「來訪者のモデル」
...柄までも血塗れになっている長いナイフ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...1221.そんな事柄はいつの世にもあつたことだ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...奇妙な事柄★を紹介し得るのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...君は世の中の人をみな親子夫婦の間柄と同様に思ってる...
豊島与志雄 「道化役」
...お品(しな)は手桶(てをけ)の柄(え)へ横(よこ)たへた竹(たけ)の天秤(てんびん)へ身(み)を投(な)げ懸(か)けてどかりと膝(ひざ)を折(を)つた...
長塚節 「土」
...出來ることなら八五郎に手柄を立てさせようといふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...足柄とかへ行ったのだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「こいつは君の大手柄だな...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...襟巻をした弱々しい小柄な老人の顔を見ていると...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...どういう訳柄があって...
久生十蘭 「魔都」
...職工達は長柄のハンマで鋲つけにするのであつた...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...外界(げかい)の事柄がそれに附随して来た...
森鴎外 「大塩平八郎」
...如何にも手柄顔に火刑柱(ひあぶりばしら)の三人の苦悶を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...白衣(びゃくえ)の木隠龍太郎(こがくれりゅうたろう)と朱柄(あかえ)の持ち主...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お前さんも男らしく……」と懐剣の柄(つか)を握らせてやった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...――横光さんの人柄は私たち仲間の態度とは別個に...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
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