...茶碗やら柄杓(ひしゃく)やら...
泉鏡花 「瓜の涙」
...衣服(きもの)の柄ほども文句を謂わんさ...
泉鏡花 「婦系図」
...武家の権柄を執ること二十年...
太宰治 「右大臣実朝」
...上品な人柄のやうであります...
太宰治 「國技館」
...勘作と小柄な男との間は三年ばかり続いた...
田中貢太郎 「ある神主の話」
...君も商賣柄然ういふ經驗も滿更御厭ぢやあるまいと思つてね...
徳田秋聲 「媒介者」
...客観なくして主観は概念としても事柄としても許されないことである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...東道の主たる巌木君など柄になく心臓を弱らし...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...桓武の皇太后の家柄では聖明王と同じやうに仇首を尊んだもので...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...何が恩赦だ、何が大神君を拝するのだ、家康には、永徳や、山楽は柄にない、家康という男は、惺窩(せいか)や、羅山を相手にしていればいい男なのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...圖柄(づがら)としては極めて單簡(たんかん)な者である...
夏目漱石 「子規の畫」
...家柄や石高に似ず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...と権柄(けんぺい)に呼ぶものがある...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...横柄な文末には名前がない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...場所柄の無拘束をあつかましくのんきにたのしんでいる裸形に並んで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...恋人のような間柄でした...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...胸に突き刺した短刀の柄を握っていた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...あれは清七の手柄であって...
山本周五郎 「さぶ」
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