...最も柄にない他人の批評を書き散らしてゐるのを見て惜しいやうな氣がした...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...この事柄こそ、事件判定の有力なる手懸りの一つであるわけだが、ドレゴはそれから程経つまでこの重要な事項を忘れていたのである...
海野十三 「地球発狂事件」
...あるいは七・七に事柄を叙し五・七・五に感情を叙する場合も勿論(もちろん)ある...
高浜虚子 「俳句への道」
...」その小柄な男は...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...貧乏な身分柄も顧みず余りに公然とそうした振舞いをするのが...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...右手に木の柄をつかんで持っていた焼けてる鑿(たがね)を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私はそんな既成の語を綴り合しては自分の手柄にならぬと思い...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その人の手柄ではない...
永井隆 「この子を残して」
...お信は柄の小さいおしやまで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...したたかものの人柄をも加味し...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...助けてくれる気はなくって」「事柄によっちゃ力を貸してもいいだが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...今は回教僧だが昔取つた杵柄と丹誠を凝し...
南方熊楠 「詛言に就て」
...跡部は大塩の一行が長柄町(ながらまち)から南へ迂廻(うくわい)したことを聞いた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...そういった事柄に対しては論証にも・推測にも・実例にも・また神の霊感にも・導かれなかったのだから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...槍の柄をにぎって...
吉川英治 「新書太閤記」
...小柄に彼の切銘はなかった...
吉川英治 「山浦清麿」
...人事については家柄に頼らず...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...葉公が横柄な俗物であったことはここにも出ている...
和辻哲郎 「孔子」
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