...彼はこれ等を柄のついた枠に入れた物をいくつか持っていて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そのうちに後の面々もかぎつけて柄にないジャンプを試みる...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...その座敷着の品質や柄模様を詳しく述べるだけ私に和服の知識がないのは残念だが...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...詰らない事柄だが...
谷譲次 「踊る地平線」
...小柄で真黒で痩せて...
田畑修一郎 「石ころ路」
...冒険好きな旅行者に祝意を表してやってしかるべきくらいの事柄であったからである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...また直接当面の事柄としては...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...そこに述べられてる事柄は...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...小柄のくせに怪力を持つこの野郎が...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらは少々の手わざ足芸でうまく要領を外したという取柄があるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...五尺三寸にも足らぬ小柄な華奢な肢体を真黒なモジリで包み襟元から鼻の辺迄薄色のショオルで隠し灰色の軽々しいソフト帽子を眼深に冠った...
西尾正 「陳情書」
...絵柄はピタリと合って...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...出雲屋の食客ぢや――」半四郎は場所柄を考へたか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お關を縛つてつまらない手柄を立てるなどとは言はないだらう」「親分は?」「俺は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...染井家祖先の手柄について...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...畢竟(ひっきょう)養父母と養子との間柄(あいだがら)の悪いのは養子の方の不行届(ふゆきとどき)だと説を極めてたのでしょう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...彼はひそかに抜取っていた小柄を...
山本周五郎 「風流太平記」
...男振りよりほかに取柄のない柔弱武士とて...
夢野久作 「名娼満月」
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