...新しい葉っぱが生えたので、枯枝を切り落としました...
...枯枝には、鳥が巣を作っている場合もあるので、注意が必要です...
...庭に枯枝が散乱していると、雑草が生えやすくなってしまいます...
...枯枝は火をつけると燃えやすいので、焚き火に使えます...
...枯枝を使って、手作りの小物を作ってみるのも楽しいです...
...吹きつける雪のためにへし折られる枯枝がややともすると投槍のように襲って来た...
有島武郎 「カインの末裔」
...木の上では睡った鳥の重りで枯枝の落ちる音がする...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...枯枝(かれえだ)のみぞ多かりける...
高山樗牛 「瀧口入道」
...・枯枝の空ふかい夕月があつた凩の火の番の唄雨のお正月の小鳥がやつてきて啼く空腹かかへて落葉ふんでゆく・枯木ぱちぱち燃える燃える誰も来ない夜は遠く転轍の音も宵月に茶の花の白さはある・三日月さん庵をあづけます一月七日寒の雨...
種田山頭火 「其中日記」
...果して枯枝(かれえだ)が大分出来たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その身扮で藁俵と枯枝とを胸いっぱいに抱えていた...
豊島与志雄 「塩花」
...畝溝(うねみぞ)に橋をかけてる枯枝の上に一匹の蟻(あり)がはっている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...胸を躍らせ枯枝を拾って投げつけるうち手心をおぼえてうまくうちあてた...
中勘助 「島守」
...その日の落葉枯枝を集めて火をつけ高箒(たかぼうき)でのたうち廻って匍出す蛇...
永井荷風 「狐」
...松葉のまじりたるまゝに火をつけて燒くそこらくにこぼれ松葉のかゝりゐる枯枝も寒し落葉焚く日はいさゝかの落葉が燒くるいぶり火に烟は白くひろごりにけり夜にいりて空俄に凄じくなりたれば...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...その近景の白檜の枯枝が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この枯枝の動きの...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それにしても、この動く枯枝は、老いたりとはいえ、まだ根が働いて、立派に生きている木の一部であることが条件で、これがまったくの枯木になってしまえば、もうこうした眼に立つ動きはなく、単に物理現象だけになるのではないか...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...風で折れた木の枯枝が窓の戸に当るのかなと思つた...
長與善郎 「青銅の基督」
...もう柚太は唐松の下に到着して枯枝を焚きながら酒を暖めてゐる! などと先ばかりを急がせるのであつた...
牧野信一 「剥製」
...自由に持ってこられる柴(しば)や枯枝(かれえだ)が...
柳田国男 「海上の道」
...彼女が枯枝を火に差(さ)し燻(く)べるごとに...
横光利一 「日輪」
...いつも、彼等の前には、枯枝の間から、十字架像が高く拔け出てゐて、蝕んだ木の大きなクリストが、屍骸のやうに果てしない苦痛に顏を歪めてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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