...新しい葉っぱが生えたので、枯枝を切り落としました...
...枯枝には、鳥が巣を作っている場合もあるので、注意が必要です...
...庭に枯枝が散乱していると、雑草が生えやすくなってしまいます...
...枯枝は火をつけると燃えやすいので、焚き火に使えます...
...枯枝を使って、手作りの小物を作ってみるのも楽しいです...
...處々、枯枝あり...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...僕(ぼく)どもは枯枝(かれえだ)をひろひ石をあつめて仮(かり)に(かまど)をなし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...」爺さんは枯枝のやうな手を胸さきで揮(ふ)つた...
薄田泣菫 「茶話」
...鷲の巣の樟の枯枝に日は入りぬ 凡兆凡兆という名前もかつて一度出たことがあります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...枯枝(かれえだ)のみぞ多かりける...
高山樗牛 「瀧口入道」
...バスがくる蟹がよこぎる・重荷おもくて高きへのぼるたかい空ちよつとそこらの枯枝をひろひあつめたゞけで...
種田山頭火 「其中日記」
...トタン屋根の上に小さい枯枝か何か落ちる音がする...
田畑修一郎 「南方」
...館の裏手へ廻ると坂の上に三十くらいの女と十歳くらいの女の子とが枯枝を拾うていたからこれに上根岸(かみねぎし)までの道を聞いたら丁寧(ていねい)に教えてくれた...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...枯枝(かれえだ)や落葉(おちば)などがたくさん積もっていました...
豊島与志雄 「お山の爺さん」
...往手(ゆくて)は枯枝や...
中里介山 「大菩薩峠」
...何處から來たか烏が二羽來て一羽は芝生のめぐりに立つた樹木のとある枯枝へとまつて一羽は足もとへおりた...
長塚節 「鉛筆日抄」
...牛込見附の櫻の枯枝の隙に光るお濠の水のつめたさうなよどみに...
水野仙子 「神樂阪の半襟」
...燃料はたいてい松の枯枝(かれえだ)で...
柳田国男 「母の手毬歌」
...木(こ)っ端(ぱ)、板切れ、枯枝、米俵や蓆(むしろ)などまで拾って来た...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...桐の落葉、松の枯枝、竹片(たけぎれ)、瓦の破片なぞ……中にはどこで見付たものか、青い草なぞもあります...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...支那人が竿の先のカギを梢の枯枝にひっかけ...
横光利一 「欧洲紀行」
...枯枝に留った鴉の黒い色がもう不吉な色には見えなかった...
横光利一 「旅愁」
...いつも、彼等の前には、枯枝の間から、十字架像が高く拔け出てゐて、蝕んだ木の大きなクリストが、屍骸のやうに果てしない苦痛に顏を歪めてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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