...枯木寒巌になつては詰らない...
種田山頭火 「其中日記」
...それを枯木寒巌とかなんとか言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...元来主人は平常枯木寒巌(こぼくかんがん)のような顔付はしているものの実のところは決して婦人に冷淡な方ではない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...枯木寒巌(こぼくかんがん)といったていで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...枯木寒巌(こぼくかんがん)の高僧のような心境であったとしたなら...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索