...花の枯れるにほひだか...
芥川龍之介 「一番気乗のする時」
...あとで兄貴に渡して呉れないか」花も造花も同じようなもので、花は枯れるが、造花はいつまでも保つ、というのが城介の説明であった...
梅崎春生 「狂い凧」
...鑛毒の爲に根が枯れる...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...・煙幕ひろがつてきえる秋空・突撃しようす(マヽ)る空は燕とぶ・タンクがのぼつてゆくもう枯れる道草・鉄兜へ雑草のほこりがふく改作追加・はてしない旅もをはりの桐の花・晩の極楽飯...
種田山頭火 「行乞記」
...ちしやが萎れて枯れるのは...
種田山頭火 「其中日記」
...・茂るまゝにして枯れるまゝにして雑草みんないつしよに茸狩すると妹の白髪(妹の家にて)落葉ふか/″\と茸はしめやかにある・秋風のふく壁土のおちること十月廿五日故郷宮市は花御子祭にて賑ふならん...
種田山頭火 「其中日記」
...雑草曰く――もうぢき枯れるんだ...
種田山頭火 「其中日記」
...憎むと枯れる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その葉が枯れると又新らしい葉を吸い附けるんだそうである...
豊島与志雄 「恩人」
...あんなに奇麗なものが、どうして、こう一晩のうちに、枯れるだろうと、その時は不審(ふしん)の念に堪(た)えなかった...
夏目漱石 「草枕」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
...燕燕の母(かか)さん洒落母さんそろひの簪(かんざし)買つてやろ牛乳屋(ちちや)の表に遊んでた母さん燕は洒落母さんトマト畑雨降り雲はなぜ来ないトマト畑がみな枯れるトマト畑に太陽(おひさま)はじりりじりりと照らしてる雨降り雲はなぜ来ないトマト畑がみな枯れるトマト畑の百姓は赤いトマトを眺めてる...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...磯草の枯れる砂山の上にくづれてしまふ...
萩原朔太郎 「宿命」
...外側の葉の枯れるのをはがすと内へ内へとキャベジのように新しくなって行って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...松も枯れるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...枯れる木は枯れるってな...
山本周五郎 「花も刀も」
...――衰亡は末梢から枯れるというが...
吉川英治 「私本太平記」
...葵(あおい)は枯れる――と流行節(はやりぶし)を唄っていた...
吉川英治 「松のや露八」
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