...終(つひ)には元禄七年甲戊十月十二日「旅(たび)に病(やみ)て夢(ゆめ)は枯埜(かれの)をかけ廻(めぐ)る」の一句をのこして浪花の花屋が旅※(りよさう)に客死(かくし)せり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...彼はそれは岸によこたわっていた枯れた木がいつか池のなかに吹きこまれて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
......
武田祐吉 「古事記」
...ただじっと我慢して、方向さえ正しく歩いていれば、必ず目的地に出られると思い、「おい、一郎ッ、眠るなよ、我慢だ、我慢だ」こう自分にも言い聞かせながら、歩いていると、路が思いがけぬ瞬間、いきなり下りになって、枯れ薄の間から、ふいに猛烈な風がさッと吹きつけて来た...
田中英光 「箱根の山」
...霜枯れの野の色を見ては...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...月なき今宵色ねびし窓帷(ぎぬ)の吐息する此の古城なる図書室の中央の遠き異国の材もて組める残忍の相ある堅き牀机にありし日よりの凝固せる大気の重圧に生得(しやうとく)の歪(ひづみ)悉皆消散せる一片の此の肉体を枯坐せしめ勇猛(ゆうみやう)なく效(かひ)なき修道なれどなほそが為に日頃捨離せる真夜中の休息を貪りて...
富永太郎 「深夜の道士」
...枯死しかかってる椎の木を見ました...
豊島与志雄 「古木」
...叢も芝生も枯れている...
豊島与志雄 「二つの途」
...あるいはまたあまりに枯淡なる典型に陥(おちい)り過ぎてかえって真情の潤(うるお)いに乏しくなった古来の道徳に対する反感から...
永井荷風 「妾宅」
...尾羽打ち枯らして見る影もない風体...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...念のために皆んなの顔色でも見て来るがいい――こんな霜枯れ時には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私の目にふれる壁の上の赤らんだ蔦の葉や枯れのこる葉鶏頭が幻か何かのやうにおもへて来た...
原民喜 「二つの死」
...霧積の泡盛草の俤の見ゆれど既にうら枯れぬらん霧積温泉で見た泡盛草の白い花がふと目に浮んで来た...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...秋が深(ふ)けるとその苗が枯れる...
牧野富太郎 「植物記」
...枯葦は一堪りもないわよ...
室生犀星 「命」
...わが幸運なる枯骨より...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...辻に一本の枯柳があって...
吉川英治 「江戸三国志」
...この野に昔から茂っていた楢を枯らして...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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