...新しい枠のなかに記号をいれたりした...
海野十三 「暗号数字」
...窓枠に頬杖をついて...
海野十三 「火星探険」
...それを船橋(ブリッジ)の窓枠(まどわく)におしつけ...
海野十三 「恐竜島」
...トタンを張った板枠の上に置かれたストーブへ...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...死刑囚などをそれに載せて縛りつけて刑場へ曳いて行った網代の枠のようなもの...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...二階の窓枠が折れて...
豊島与志雄 「道化役」
...濁流の岸へ沈枠(しずめわく)を入れたり...
中里介山 「大菩薩峠」
...または感情に理窟(りくつ)の枠(わく)を張るのか...
夏目漱石 「門」
...「この鏡台は枠(わく)つくらすといい」と順一も云ってくれた程だし...
原民喜 「壊滅の序曲」
...チチコフはもう少しで窓枠に額をぶっつけるところだった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...窓枠(まどわく)のがたがた鳴る音や...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...ある枠の賭け金が急騰しているけれども...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
......
三好達治 「測量船拾遺」
...画家は画室をあちこち駈(か)け廻(まわ)り枠なぞを倒し...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...枠台を前に端座して黙然としていられるのは...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...枠(わく)に篏(はま)って並んでいる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...鉄枠のかがり火を庭先に立ててパッと凄い...
山本笑月 「明治世相百話」
...円筒状の枠を持った――休息や睡眠は触手を下ろした状態で直立したままとったから――ソファを用い...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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