...月の灘(なだ)の桃色の枝珊瑚一株...
泉鏡花 「海神別荘」
...派手に美(うるわ)しき声す)月の灘の桃色の枝珊瑚樹...
泉鏡花 「海神別荘」
...……桃色の枝珊瑚樹...
泉鏡花 「海神別荘」
...三抱え一対の枝珊瑚を...
泉鏡花 「海神別荘」
...左の方(かた)に赤き枝珊瑚(えださんご)の椅子...
泉鏡花 「海神別荘」
...紅(あか)き枝珊瑚の椅子まで導く順にてありたし...
泉鏡花 「海神別荘」
...ちょうど夕月に紫の枝珊瑚を抱きました処なのです...
泉鏡花 「海神別荘」
...その枝珊瑚を波に返して...
泉鏡花 「海神別荘」
...美女 いいえ、ですが、もう、海の幸も、枝珊瑚も、金銀に代り、家蔵(いえくら)に代っていたのでございます...
泉鏡花 「海神別荘」
...枝珊瑚樹(えださんごじゅ)を台にして...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...枝珊瑚の根の方を岩にして...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...枝珊瑚などは紅の方でも際立(きわだ)ったもの...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...帯留だの枝珊瑚(えださんご)の置物だのを眺(なが)め始めた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...枝珊瑚珠(えださんごだま)の色に散らばる...
正岡容 「圓朝花火」
...枝珊瑚珠のいろに散らばる...
正岡容 「小説 圓朝」
...元祿三年版枝珊瑚珠は江戸咄の元祖鹿野武左衞門を初め浮世繪師石川流宣等の噺を集めた物...
南方熊楠 「女順禮」
...産室(うぶや)の夜明(よあけ)硝子(ガラス)の外(そと)のあけぼのは青白(あおしろ)き繭(まゆ)のここち……今一(ひと)すぢ仄(ほの)かに音せぬ枝珊瑚(えださんご)の光を引きて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...枝珊瑚(えださんご)というやつは...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??