...すると私の生涯の懐かしい幾つかの小説が私をいつ果てるとも知れぬものの云いようのない憂愁の中に沈めてしまった...
モオパッサン 秋田滋訳 「ある自殺者の手記」
...自分の凡(すべ)てを捧(ささ)げ果てる為めには...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...これでは地味が荒れ果てる...
泉鏡花 「薄紅梅」
...参詣(さんけい)が果てると雑煮を祝って...
泉鏡花 「瓜の涙」
...いつ果てることかわかりませなんだ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...(十一月七日)草の実こんなにどこの草の実ここで泊らう草の実払ふ牛は花野につながれておのれの円をゑがく途上即事ついてくる犬よおまへも宿なしか石ころそのまま墓にしてある松のよろしさ旅で果てることもほんに秋空ほろほろほろびゆくわたくしの秋一握の米をいただきいただいてまいにちの旅“自適集”十一月八日 晴――曇...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...其れが果てると、余は折詰(おりづめ)一個をもらい、正宗(まさむね)一合瓶(ごうびん)は辞して、参拾銭寄進(きしん)して帰った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あの小舟が朽ち果てる以前から来ており...
中里介山 「大菩薩峠」
...憂ひに沈み衰耗し果てる口なき馴染みのかの水※(ヒイドル)...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...よし身体が弱り果てるも...
新渡戸稲造 「自警録」
...――一生島で朽ち果てる積りなのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自害して果てるという大変な条件を持出したのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何とかキセキはあらわれないものか何とかどうにか出来ないものか私が働いている金はどこへ逃げて行くのだろうそして結局は薄情者になりボロカス女になり死ぬまでカフエーだの女中だのボロカス女になり果てる私は働き死にしなければならないのだろうか!病にひがんだ男は...
林芙美子 「新版 放浪記」
...法蓮は田を作らず水も入れねば草のみ生じて荒れ果てるから...
南方熊楠 「十二支考」
...やはり自分はこの人を忘れ果てることはできないであろうと薫は思った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...このぶんではいつ大戦が果てるともみえん...
吉川英治 「私本太平記」
...「……わしは果てる...
吉川英治 「私本太平記」
...疲れ果てるまで跳(と)びまはり升(まし)たあとで...
若松賤子 「黄金機会」
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