例文・使い方一覧でみる「果たして」の意味

...果たしてあるのであろうか... 果たしてあるのであろうかの読み方
上村松園「無表情の表情」

...果たして良いものかと心配するものもある... 果たして良いものかと心配するものもあるの読み方
戸川秋骨「翻訳製造株式会社」

...果たして彼の期待は裏切られなかった... 果たして彼の期待は裏切られなかったの読み方
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...」果たして彼は、オリヴィエの事件を引き受けて、オリヴィエのために戦いだした...
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...彼が果たして何人（なんぴと）であったにせよ... 彼が果たして何人であったにせよの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...果たして生きてるのか死んでるのかを知らなかった... 果たして生きてるのか死んでるのかを知らなかったの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...果たしてそうであろうか... 果たしてそうであろうかの読み方
中井正一「図書館協会六十周年に寄せて」

...果たして人事の要用... 果たして人事の要用の読み方
福沢諭吉「日本男子論」

...西洋文明国の男女は果たして潔清（けっせい）なりやというに... 西洋文明国の男女は果たして潔清なりやというにの読み方
福沢諭吉「日本男子論」

...もし果たしてそうだとすれば... もし果たしてそうだとすればの読み方
牧野富太郎「植物一日一題」

...人手にかけず打ち果たしてお詫（わ）びをしたいと言った... 人手にかけず打ち果たしてお詫びをしたいと言ったの読み方
森鴎外「佐橋甚五郎」

...果たしてその晩までに市ヶ谷の上屋敷に届けてやることができるかどうか...
吉川英治「江戸三国志」

...すぐ裏へ廻ってみると、果たして、亭のうちは狼藉だった... すぐ裏へ廻ってみると、果たして、亭のうちは狼藉だったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...果たして、その守将には上月景利（こうづきかげとし）を任じ、兵は精鋭を選（よ）りすぐって籠（こ）めた... 果たして、その守将には上月景利を任じ、兵は精鋭を選りすぐって籠めたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...「果たして、伯耆（ほうき）どの……」石川伯耆守数正（ほうきのかみかずまさ）の官邸――いわゆる城代屋敷なのである... 「果たして、伯耆どの……」石川伯耆守数正の官邸――いわゆる城代屋敷なのであるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...「や、やらぬ」伝右は、果たして、刀のさやを遠く投げすて、数正の胸元目がけて、だっと、突いて来た...
吉川英治「新書太閤記」

...果たしてそういう天稟（てんぴん）の質であったか否かは... 果たしてそういう天稟の質であったか否かはの読み方
吉川英治「親鸞」

...果たして――というように頷いてもいた... 果たして――というように頷いてもいたの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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