例文・使い方一覧でみる「果」の意味
スポンサーリンク...『樹木と果實』は赤色の表紙に黒き文字を以て題號を印刷する雜誌にして主に土岐哀果... 
石川啄木 「無題」
...今度はその身体を通って逃げてゆくため誤解を生ずる――という効果をいうのです...
海野十三 「キド効果」
...その結果としてこの水を飲んだものは激しい間欠熱にかかり、その結果、兵士のうちの７人か８人の優秀な若者が1845年９月１日に死亡した...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...しかし腐れかけた果実（くだもの）は甘いものです...
田山録弥 「草みち」
...そんな事から英一と姉の照子とは鯉幟を小學校に贈呈して少國民と仲よしになる事は國民外交上非常の効果のある事を知つたので...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...巌木勝氏の日本宗教史などがこの方面の開拓者の役目を果したと見てもいい...
戸坂潤 「読書法」
...かかる薬草の効果や霊的異変はぬきにして...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...義務を避けた後よりも義務を果たした後の方が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...余は知人原氏の紹介をもって板垣伯に面会しユーゴーの印象に就いて聞いて置きたいつもりで電話までかけたがつい果さずいるうちに板垣伯は亡くなられた...
中里介山 「生前身後の事」
...また彼の身の成る果てを不憫（ふびん）と思いやったからというのでもない...
中里介山 「大菩薩峠」
...果して真名古は一種悽愴な面持で有明荘を立ち出でると...
久生十蘭 「魔都」
...ちゃんと自分の務めを果しているだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...しかも瞬間のほのかな光は恋の遊戯にふさわしい効果があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...バタ・ブレッドと果物の罐詰と砂糖湯とで一日を暮した...
山本周五郎 「青べか日記」
...しかし若先生に会いたいという望みは「あやかしの鼓」を見たいという望みよりももっと果敢（はか）ない空想であった...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...「…………」ここにいたって、尊氏には、この殺し合いの、果てしなさが、そろそろ、やりきれなくなり出していた...
吉川英治 「私本太平記」
...果心居士（かしんこじ）その人だったのだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そしてその結果農業に用いられた資本が...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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