...今夜は彼女を枕許に迎え入れた...
...枕許での夜更かしは体に悪いと言われています...
...枕許に置いておくと便利なものを教えてください...
...枕許には愛犬が常に一緒に寝ています...
...枕許に置いた本を読み終えて、ぐっすり眠ることができました...
...次の子供の枕許(まくらもと)にしよんぼりとあちら向きになつて...
有島武郎 「An Incident」
...枕許(まくらもと)に薬などあり...
泉鏡花 「一景話題」
...裾(すそ)だって枕許(まくらもと)だって...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...寝台を下りるとき枕許をふりかえると...
海野十三 「地球発狂事件」
...蚤(のみ)虱(しらみ)馬のしとする枕許という一句を得て形見とした...
高浜虚子 「子規居士と余」
...私は母の枕許に坐った...
外村繁 「日を愛しむ」
...その枕許に、一見して学者風の紳士が立っている...
外村繁 「落日の光景」
...枕許の水差の水を流して...
直木三十五 「南国太平記」
...それが拙者の枕許まで響いて来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...依然として枕許(まくらもと)の台の上へ置きっぱなしで...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰かが枕許(まくらもと)で...
林芙美子 「浮雲」
...枕許へ置きに行つた...
林芙美子 「浮雲」
...これを枕許に置いてやすんだ...
細井和喜蔵 「モルモット」
...用意の爲に枕許の盆に載せてあつた甲州葡萄を十粒程食つた...
正岡子規 「九月十四日の朝」
...(六月七日)二十七○枕許に『光琳(こうりん)画式』と『鶯邨(おうそん)画譜』と二冊の彩色本があつて毎朝毎晩それをひろげて見ては無上の楽として居る...
正岡子規 「病牀六尺」
...枕許に山椿の花片...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...枕許(もと)には秀吉から附けておいた医師もいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...ともするとその枕許に坐つて話をする事になりはせぬかと氣遣つて來た新城町の友K――君は幸にも起きてゐた...
若山牧水 「梅雨紀行」
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