...今夜は彼女を枕許に迎え入れた...
...枕許での夜更かしは体に悪いと言われています...
...枕許に置いておくと便利なものを教えてください...
...枕許には愛犬が常に一緒に寝ています...
...枕許に置いた本を読み終えて、ぐっすり眠ることができました...
...枕許(まくらもと)へ水を置き...
泉鏡花 「歌行燈」
...突然に枕許(まくらもと)の上の呼鈴(べる)が...
岩村透 「死体室」
...枕許(まくらもと)においてあった手箱を手にとった...
海野十三 「爆薬の花籠」
...少し位話をしても熱は昇らなかったので私は妻の枕許で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...君一人で枕許で飮まんか...
高濱虚子 「俳諧師」
...妻の枕許に坐った...
外村繁 「夢幻泡影」
...降参」「どうした」狸寝入(たぬきねい)りをして待っていた七兵衛の枕許へ来たがんりき...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ソレ水」枕許の椀を取って水を兵馬に飲ませました...
中里介山 「大菩薩峠」
...敷きっぱなしにしてある蒲団(ふとん)の枕許に形ばかりの刀架(かたなかけ)が置いてあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...物静かに道庵先生の枕許にはせ寄って...
中里介山 「大菩薩峠」
...親分」ガラッ八は死骸の枕許に置いてあった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前が焦(こが)れて居る錢形の親分をつれて來たが――」八五郎はその枕許に坐り込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何時も有明(ありあけ)の二本燈心の行燈を枕許に置いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...枕許に置いた鍵を盜まれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暫くは他の病人達の枕許に寄つて話し込んでゐるが...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...お土産の栗饅頭を一つ母が枕許に置いて行ってくれた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...私は無意識に手をのばして枕許にあつた本を取り上げた...
水野仙子 「輝ける朝」
...藤右衛門はしずかに枕許(まくらもと)へ坐った...
山本周五郎 「日本婦道記」
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