例文・使い方一覧でみる「板壁」の意味
スポンサーリンク...家のリフォームで、板壁を塗り替えた... 
...板壁の裏に虫食いがある...
...新築の家は、板壁が流行っている...
...防音のために、部屋に板壁を設置する...
...古民家の特徴の一つに、板壁が挙げられる...
...私は小屋の板壁に...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...その板壁の丁度目の高さの辺に...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いきなり拳（こぶし）を固めて前の板壁を乱打し始めた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...板壁に耳をつけるようにして...
江戸川乱歩 「大金塊」
...寺の板壁へ引附いて...
田中貢太郎 「女賊記」
...その中に一方の板壁寄りの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ローソクの灯が板壁の隙間風にゆらゆらとゆれて...
林芙美子 「浮雲」
...白いペンキ塗りの板壁に...
林芙美子 「浮雲」
...板壁からなまあたたかい風が吹き込んで来た...
山本周五郎 「さぶ」
...二重の板壁も厚板であり...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...万三郎は板壁にぴったり身を押付けた...
山本周五郎 「風流太平記」
...左右は板壁になっている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...板壁の思わぬ所に設けられてあったのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...隅の板壁へ勢いよく体をぶつけた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...番人の耳へでも入って代官の年景に告げ口されたら、これ以上、酷（ひど）い所へ移されようも知れぬ」松の――皮の付いたままの柱に、粗雑な茅（かや）を葺（ふ）き、板壁は少部分で、出入口は裏も表も薦（こも）を垂れているに過ぎない...
吉川英治 「親鸞」
...板壁を突（つ）いてみた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...切り破った板壁の穴から...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...板壁には、ここに起臥（おきふし）する無法者の乾児（こぶん）が、手拭だの、着替えだの、火事頭巾だの、襦袢（じゅばん）だのを雑多に釘へ掛けつらね、中には、誰も着手（きて）のいるわけがない、紅絹裏（もみうら）のあでやかな女小袖なども掛け、蒔絵（まきえ）の鏡立ても、たった一つ置いてあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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