例文・使い方一覧でみる「板」の意味


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...そこに商会の看も出ていますし...   そこに商会の看板も出ていますしの読み方
江戸川乱歩 「五階の窓」

...下の敷きへ持って来て下さいますので...   下の板敷きへ持って来て下さいますのでの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...慌(あわ)ててライカを小脇(こわき)に挟(はさ)んで急ぎ足に廊下へ出て行く倉を認めたが...   慌ててライカを小脇に挟んで急ぎ足に廊下へ出て行く板倉を認めたがの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...中甲の乱闘いよいよ...   中甲板の乱闘いよいよの読み方
寺島柾史 「怪奇人造島」

...写真の種が十分乾かぬうちに粉のようなものを振りかけると...   写真の種板が十分乾かぬうちに粉のようなものを振りかけるとの読み方
寺田寅彦 「話の種」

...子供に贈る羽子や翫具(おもちゃ)などをこてこて買って...   子供に贈る羽子板や翫具などをこてこて買っての読み方
徳田秋声 「爛」

...この絵本はまた鈴木春信の『青楼美人合(せいろうびじんあわせ)』(五冊)『春(はる)の錦(にしき)』(二冊)と共に色摺絵本中の最も古くまた最も精巧なるものとして画研究者の珍重する処たり(明和以前の絵本は皆墨摺にして色摺はなし)...   この絵本はまた鈴木春信の『青楼美人合』『春の錦』と共に色摺絵本中の最も古くまた最も精巧なるものとして板画研究者の珍重する処たりの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...豊国が画の最良なるものは大抵寛政年代のものにして享和に及ぶや美人画の人物及(および)その容貌等は固定せる歌麿の形式に倣ひ次(つい)で晩年に至りては画風全く頽廃(たいはい)して遂に門人国貞(くにさだ)らの後(あと)に随(したが)はんとするの傾きありき...   豊国が板画の最良なるものは大抵寛政年代のものにして享和に及ぶや美人画の人物及その容貌等は固定せる歌麿の形式に倣ひ次で晩年に至りては画風全く頽廃して遂に門人国貞らの後に随はんとするの傾きありきの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...この囲いの中には都合五人の黒いのが隠れておりました...   この板囲いの中には都合五人の黒いのが隠れておりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...厚くはあるが幅一尺足らずのを八つ橋に継(つ)いだものに過ぎない...   厚くはあるが幅一尺足らずの板を八つ橋に継いだものに過ぎないの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...錦の厚(あついた)の一と抱(かゝへ)ほどあるのが...   錦の厚板の一と抱ほどあるのがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ドブを剥(は)がそうとして...   ドブ板を剥がそうとしての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...道具がなくちやどうにもならない」「三河島の親分は?」八五郎はの隙間に梃(てこ)を打ち込み乍ら...   道具がなくちやどうにもならない」「三河島の親分は?」八五郎は板の隙間に梃を打ち込み乍らの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...繞らした黒塀も嚴重に...   繞らした黒板塀も嚴重にの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...四つ角の破れた立看の紙が風にくるくる舞っている...   四つ角の破れた立看板の紙が風にくるくる舞っているの読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...木(はんぎ)の音が鳴つて来た...   板木の音が鳴つて来たの読み方
平出修 「夜烏」

...「わたしはこの一本一本のに一つずつの字をほってあげる」とかれはわたしの顔を見ながら言った...   「わたしはこの一本一本の板に一つずつの字をほってあげる」とかれはわたしの顔を見ながら言ったの読み方
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」

...腐った舟だの、アカ汲みだの、苫(とま)などが、舟の上から飛んで来た...   腐った舟板だの、アカ汲みだの、苫などが、舟の上から飛んで来たの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「板」の読みかた

「板」の書き方・書き順

いろんなフォントで「板」

「板」の英語の意味

「板なんとか」といえば?   「なんとか板」の一覧  


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