...田村松魚君と一緒に...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...我が嫌ひなま意氣なま醉なま物識なまで好いのはなまこ生貝なま松魚何より好いのは現なまぢや一同...
大町桂月 「夜の高尾山」
...その日勝浦(かつうら)に着くが早いか、亭主を呼び出して直ぐ、「松魚を...
薄田泣菫 「茶話」
...松魚氏は師匠の露伴氏とは麺麭を焼き...
薄田泣菫 「茶話」
...大正十一年十二月末田村松魚(たむらしょうぎょ)記)...
田村松魚 「幕末維新懐古談」
...これは毎夜の事でその日漁した松魚(かつお)を割(さ)いて炙(あぶ)るのであるが...
寺田寅彦 「嵐」
...松魚(かつお)の刺身のつまに生のにんにくをかりかり齧(か)じっているのを見て驚歎した自分は...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...そうして餅の上に花松魚(はながつお)を添えたものである...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...「きょうも松魚(かつお)が捕(と)れたのう」と羅宇屋が話しかける...
寺田寅彦 「花物語」
...立ち塞つた人々は其叫声には頓着なしに松魚の処分をしてずん/\外へ運んで行く...
長塚節 「隣室の客」
...やがて一尾の松魚が子供の一人の手へ渡された...
長塚節 「隣室の客」
...目に青葉山ほととぎす初松魚これは土佐でも住吉でも...
長谷川時雨 「初かつを」
...松魚時節酔湘※(しょうれいによう)...
正岡子規 「病牀六尺」
...おついでにお教えなすって下さい」第二百十七 ソーダ松魚(がつお)限りなき質問をお登和嬢は更に蒼蠅(うるさ)しとも思わず「ヘットをお家でお拵(こしら)えになるのは造作(ぞうさ)もありません...
村井弦斎 「食道楽」
...ソーダ松魚でもあんまり美味い方でありませんけれども叩(たた)きにしたり摺身(すりみ)にするとかなりに食べられます...
村井弦斎 「食道楽」
...モー一つソーダ松魚のローソク焼と申すのは今のように切った魚の肉を擂鉢で摺って味淋と味噌とで味をつけてそれを木の棒か竹の棒へ蝋燭(ろうそく)のように塗りつけて醤油を付けながら火の上でよく焼きます...
村井弦斎 「食道楽」
...また脚気患者がシビ鮪、松魚、鯖、サワラ、ブリ、鰺(あじ)等を食せば病勢を増進せしむるはそれがためなり...
村井弦斎 「食道楽」
...松魚(かつお)の荷に作ってあるかも知れませんが...
夢野久作 「爆弾太平記」
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