例文・使い方一覧でみる「松籟」の意味

...ショパンの曲集に「松籟」というタイトルがある... ショパンの曲集に「松籟」というタイトルがあるの読み方

...秋の夜長には、松籟の音色が心地よい... 秋の夜長には、松籟の音色が心地よいの読み方

...松籟を聴くと、古都京都の情緒に浸ることができる... 松籟を聴くと、古都京都の情緒に浸ることができるの読み方

...昔話には、松籟が鳴り響く中で伝説的な英雄が登場する... 昔話には、松籟が鳴り響く中で伝説的な英雄が登場するの読み方

...松籟を奏でるために作られた笛は、とても美しく透き通った音色を奏でる...

...松籟むなしく謖々たり... 松籟むなしく謖々たりの読み方
大町桂月「常磐の山水」

...お宮の松籟（しょうらい）も... お宮の松籟もの読み方
太宰治「新釈諸国噺」

...しかも風さえ加って松籟（しょうらい）ものすごく... しかも風さえ加って松籟ものすごくの読み方
太宰治「新釈諸国噺」

...あの松籟（まつかぜ）は... あの松籟はの読み方
太宰治「新ハムレット」

...水嵩（みずかさ）の増した渓流（けいりゅう）のせせらぎ松籟（しょうらい）の響（ひび）き東風（こち）の訪れ野山の霞（かすみ）梅の薫（かお）り花の雲さまざまな景色へ人を誘い... 水嵩の増した渓流のせせらぎ松籟の響き東風の訪れ野山の霞梅の薫り花の雲さまざまな景色へ人を誘いの読み方
谷崎潤一郎「春琴抄」

...菅茶山（かんさざん）の詩『客窓一夜聞松籟月暗楠公墓畔村』を想出して... 菅茶山の詩『客窓一夜聞松籟月暗楠公墓畔村』を想出しての読み方
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...白雲丘陵の頂に搖曳し、松籟颯々、凉氣水の如し... 白雲丘陵の頂に搖曳し、松籟颯々、凉氣水の如しの読み方
永井荷風「荷風戰後日歴　第一」

...流水と松籟（しやうらい）の響に交る讀經の聲と... 流水と松籟の響に交る讀經の聲との読み方
永井荷風「十年振」

...其始メヤ松籟ノ遠巒ヨリ来ルガ如ク然※然... 其始メヤ松籟ノ遠巒ヨリ来ルガ如ク然※然の読み方
成島柳北「他山の石」

...まさか李太白の鶴のように「松籟譜」を朗誦するというのではありますまいね」「李太白どころかモツァルト風のギャヴォットを唄うのです...
久生十蘭「魔都」

...松籟（しょうらい）の音もし... 松籟の音もしの読み方
火野葦平「糞尿譚」

...それを厭（いと）うて山へ上ると松籟（しょうらい）絶えず聞えるので「波の音聞かずがための山籠（ごも）り... それを厭うて山へ上ると松籟絶えず聞えるので「波の音聞かずがための山籠りの読み方
南方熊楠「十二支考」

...今宵はその寒ざむとした松籟（しょうらい）の音までが... 今宵はその寒ざむとした松籟の音までがの読み方
山本周五郎「菊屋敷」

...たとえば松籟（しょうらい）に翼をやすめている鷹（たか）の如く澄んだ眸（ひとみ）をそなえている... たとえば松籟に翼をやすめている鷹の如く澄んだ眸をそなえているの読み方
吉川英治「黒田如水」

...松籟（しょうらい）颯々（さっさつ）と... 松籟颯々との読み方
吉川英治「三国志」

...松籟（しょうらい）のほかは寂（せき）として... 松籟のほかは寂としての読み方
吉川英治「私本太平記」

...松尾山の松籟（しょうらい）は... 松尾山の松籟はの読み方
吉川英治「新書太閤記」